(ノ)レール

2006年12月1日 日常
大根も、白菜も、ピーマンも引き潰されてて。

だから唱えよう。飲み込まれないように。

それでは心は痛まない。それでは心は痛まない。
それでは心は痛まない。

それがこの世界のルールだ。
それが課せられたレールだ。

人の命もコストパフォーマンスの計算さ。

地下鉄にガードが有るのは知ってるかい?
一部の駅らしいから知らない人は知らないだろうけど。
あれって明確に事故率減るらしい。

しかし全駅に導入ってのは金の問題で不可能って話だって。

だれが人の命の程重いものはないなんて言い出したんだろう?

そんなことは果てしなく、どこまでも幻想で
それを嘆いて言い出した事なのかな。
それとも何も考えてなかっただけかな。

病臓移植がちょっと前に問題になったけど
臓器が足りないって現状があって
それで寿命をちょっとでも延ばそうって思ってる人がいるのなら
がんがんやればいい。

というか自分は「気持ち悪い」と思うけど
ドナーカードなんてまだるっこしいことせずに
臓器提供は半強制みたいな死体リサイクル法でも可決して
どんどん臓器リサイクルすればいい。

善悪なんかは分からない。
ただ、自分は自分の健康な立場から気持ち悪いって思って
デジタル的にはそうすれば命がすごい救えるって思うだけ。
自分が病んだ立場になればどうせ俺もとっとと臓器くれって思うでしょう。

最近世界のルールがよく分からなくなってくる。
いや、ルールそのものが曖昧になっているだけなのかな。
困ってるわけでもないのに給食費の支払い拒否とか当然のようにいう人とか
何考えてるのかわからない。正直存在自体がわからない。

いや、シンプルになっているだけなんだろうね。
自由万歳。フリーダムマンセー。

異端か殉教者かの狭間の中で何を思えばいいのだろう?

最近「生きながら火に焼かれて」って本を読みました。
ノンフィクション(まぁ創作も入ってるかもだけど)だから
小説としての面白さは皆無だったけどね。

名誉殺人って知ってる?

実際この世界のどこかじゃ女の子が家畜以下に扱われてるところもあって
その世界の中で普通に生活してる女の子はそれが当然だと思ってるわけで

当然のように概念を受け入れてるってのは
違うところで生きている自分でも実際まったく同じことであって。

どっか人里離れた過疎地帯の農村で
ひっそり自給自足の生活をしてたいです。

まるで、自分が何故生きているのかわからないくらいに。

そんなことは果てしなく、どこまでも幻想。

rainy day

2006年11月20日 日常
「俺が洗濯をしようとすると雨が降るのか、雨が降ったから溜まった洗濯物を見て洗濯しなかった事に気づいてしまったのか、どっちだろうね?」
振り向いて、呟いた独り言。
目に入るのは白い壁。誰もいない。
「まるで鶏が先か卵が先かみたいね」
だから、その響く声は脳内。
構わず、俺は続ける。
「たしかそれって結論が出たんじゃなかったっけ? 遺伝学者と科学哲学者と鶏卵の流通業者が話し合ってさ。結論は卵が先。生物が生きている間に遺伝子構造が変化することはないため、鶏は生まれたときから鶏だったとか言ってたような」
「うーん、でもそういう話じゃなくてね? そういう事ってたった3人で決めちゃってもいいものなのかな? どっちだろうってのがホントの意味でさ、結論なんて出しちゃいけなかったみたいな」
「たしかにその意見の中に鶏卵の流通業者の意見は微塵も感じられないしね」
激しくどうでもいい。俺に取って重要なのはそんな哲学的な事よりも目先の洗濯物だ。
「部屋干し用の洗剤使えばいいのに」
「それは…さ、確かに部屋干し用の洗剤なら臭いは消えるのかもしれないけど日に干すってのは日光で殺菌するっつー意味もあるわけで、なんかやだ。見えない所、分からないところだからこそ気を付けたい。マックのドリンクの氷なんて便所の便器の中の水より汚いらしいね、例えばそういう事、知った上でならなるべく避けるものじゃないの?」
「んー、ポテトおいしいからいいの」
楽しそうに、彼女は続ける。脳内。彼女の気楽さは俺が持ってないもの、願望だろう。そう、この日記は全部ウソ。俺に彼女なんていない。街もろくに歩けない。実際の俺は三十路をとうに超えたデブオタ引きこもりニート。おまけに精神障害で向精神剤3つをカクテルしている。
「…ウソばっかじゃん」
「勝手に人の思考を読むな」
「あのさぁ、そういう自虐にもなってない自虐って当事者から見ればすっごい不快だと思うよ? 男の子にはわかんないのかな〜? 例えばすごい可愛い子が『私ブスだし〜』なんて言ったら10人中9人は本気で刺し殺したいって思うんじゃないかな、たぶん」
「おまえはどうなんだよ」
「あたし? ほら、あたしは可愛いから」
あはは、と手を振りながら笑う。そりゃそうだ、俺の想像なんだから。
「いや、まあ、日記に書いてあることが全部ホントともかぎらねーって話だよ」
「サガるね…そんな事言われちゃうとさ」
サガるってなんだ、と言い掛けて気分がサガるって事なんだろうと勝手に脳内補完した。脳内会話を脳内補完。意味がわからない。ちょっと前ならなんだその言葉ってあきれてた所だけど俺も歳食ったのかこのところそんな言葉には肝要で、むしろまどろっこしくない分いいかもと思えるようになってしまった。
初めてそういう妙な言葉を聞いたのはあのチョベリバ、超 very badという素晴らしい(苦笑)日本語と英語の融合の略称が流行った時、俺はまさにピンポイントでその世代だったのだが周りには実際そんな言葉を使ってるヤツはいなくて作られるそして捨てられるブームを実感したのだが、そのとき言われた「ナナメってる」だった。ナナメってる??? 今なら「斜めになってる」から「に」と「な」を抜いただけと許容もできるのだろうが。

(中略)

「あー、お前もう出てこなくていいよ」
「え、何それいきなり! 私を捨てるの? 酷い! というかそもそも中略ってなによ!」
「いや、略さないとそこに入るのはおまえとの褥のシーンだ。妄想の褥。つまり自慰。いんないし」
彼女は泣いていた。いや、泣くように仕向けた。
そう、俺が泣いていると思い込んでいた。
「…さよなら、だね」
「そう、おまえは一つの世界、僕の中の可能性」
だから気付く。
「そうだ、おまえを必要としていない僕もあり得るんだ」

「でも、みんな僕が嫌いじゃないのかな?」
彼女は溜息をつくと仕方ないから合せてあげる、とつぶやいた。
「あんたバカァ? あんたがひとりで、そう思い込んでるだけじゃない」
俺は言う。
「でも僕は僕が嫌いなんだ。――でも、好きになるかもしれない」

「僕はここにいてもいいのかもしれない。」
「そうだ! 僕は僕でしかない。僕は僕だ」
「……僕はいたい。僕はここにいたい! 僕はここにいてもいいんだ!」

そのとき、世界が広がった。

「おめでとーかける3。はいはい、これでいい?」
「まーそんなとこで」
「長いよ…っていうかなにこのグダグダ」
「いや、雨だし」
「?」
「地面みたいにグダグダ」
「はぁ… 地固まるって言わない?」
「こんな時便利な言葉No1、それは大人の都合ってやつで」
「あーもうマジで消えるしぃー」

俺の洗濯物…ま、いいか。止まない雨はないってやつだ。

C級戦犯

2006年11月19日 日常
話題としては遅いですが
フセインが「人道に対する罪」で死刑になりましたね。
執行はまだされてませんけど。

…人道に対する罪ってなんだよ。

さて、人道に対する罪ですが
これはいわゆるC級戦犯に該当します。
つってもA級以外全然知られてねーか。
ちなみにA・B・Cの区分はランクではなく

A級…平和に対する罪
B級…通例の戦争犯罪
C級…人道に対する罪
になってます。

さてここでもあらためて。

…平和に対する罪ってなんだよ。

平和が良くて戦争が悪だっていうのは近年の考え方なんですよね。
戦争は悲惨なものであるのは間違いないし
悪だって考え方も(自分はそうは思いませんが)
ことさら否定するまでには思いませんが

当時としては戦争は単なる手段に過ぎなかったでしょう。

なぜ第二次世界大戦だけ戦犯なんて出てくるのか。
第一次世界大戦はなんだ。阿片戦争はなんだ。ETCETCなんだなんだ

それまでの戦争には目を瞑ってるのに
なんでそこだけ拘るかって話ですよ。

平和っつても勝った国の勝手に思う勝手に押し付けた平和だろーが。
なにが戦犯なんだよ。

って負けたからしょうがないですよねー。
だけどさ、戦犯をさも悪いことをしたやつみたいに言わなくても良くない?
思うんだけど、戦争責任取るべきなのは別にいるって。

誰かっつーと、神風。
いや、特攻した人じゃなくて。
特攻精神ってのは日本人の美意識に合致するんでしょうかね。
あんま問題になってないような気がするけどさ。

いや、特攻で戦果を挙げられたならまだいいと思うよ、まだ。
だけどさ、後半なんて無駄なの分かってて特攻させてたでしょ。
人間魚雷とかも知ってる?
飛行機じゃなくてさ、ミサイルくりぬいた中に人間入って突撃するの。
外からネジ締めて。出撃の瞬間に死は確定。
ところが成功率とか激低。ほとんど無駄死に。

そんな人間魚雷考えたやつとか撃墜されるのほぼ分かってるような状態で
神風特攻指令したやつとかさ
そういうやつこそが責任取るべきだっつー話ですよ。

つまりいわゆる戦犯は米国に対して責任取ったつーか取らされたつーか
押し付けられたつーだけなのに
そんなの靖国にうんぬんなんて言ってるんだったら
まさに犯人は他にいる!じゃないんですかねー。

しかし原爆ってやっぱすごいね。
その価値観の変異も…その後大きな戦争が起こらなくなったのも
すべて原爆パワーによるものじゃないのかね。

是非はともあれそれで戦争が減った現実は良かった人には良かったんでしょうね。

いっぱい人死んでるんだけどなー。
民間人も死にまくりなんだけどなー。
それこそが人道に対する罪じゃなければ何が罪なんだよw
あ、フセインだったww

まーでもフセインは死刑でもいいけどね。
http://www.nawa.jp/smntest.html

SM度診断テストやってみました。

N(ノーマル)度:41%
S度:24%
M度:13%

■とても平均的な位置にいます。S度とM度の開きが大きそうでも、気にするほどSMへの傾倒は少ないでしょう。バランス感覚に優れていますからSMプレイをしても遊びとして抑制を効かせています。SMに関心がないのでしたら少々フェチズムに興味を持っているはずです。
■ほんの少しですがサディストの傾向があります。しかし常識的な範囲です。
■あなたの中のM性は非常に弱く、マゾヒストでは決してありません。

あれーおれ結構マゾかと思ってたのにw
決してありません。なんて言われちゃった。

これね、受けた人のN度の平均20%くらいなんですよ。
まぁ統計の罠ってヤツなんでしょうね。
無作為抽出なら50%いくのかなぁ?
なにせこのサイトのタイトル「縛りの手帳」ですしねw

「SMプレイをしても遊びとして抑制を効かせています」って何だろうね?
遊びじゃない本気のSMとかあんのかね。

SMやった事無いわけじゃないんですけどね。昔ね、昔。

手錠なんてその頃でも販売禁止されてたけどさ。
後ろ手にして手首ガムテープでかなり巻くと
それだけで外せないんだよね。
ムチなんかもあるわけねーから電化製品の電源コードでとか。
蝋燭も昔海外言ったときに1ドルで買ったハーブキャンドルがあったし。
それ用のと違って直接だと火傷するかもするかもしれないからさ、
手で掬ってちょっと冷ましてからかけてみたり。いや、俺が熱いっつーの。

言っとくけど俺がしたくてしたわけじゃないですから。

って昔彼女+彼女の友達と飲んだ時
なんか彼女の友達その事知ってたんですけど。

おまいしゃべっていいことと悪いことってあるだろ…
ぎゃーす
そして書いてるおれやほーい

スパンキングとかもさ
なんかカタカナだけど単にぶったたいてるだけじゃん。
愛好家に言わせりゃ違うのかもしんないけどそんなこと知ったこっちゃねー。

ようするにさ、

「…叩かれて気持ちいいときと…ただ痛いだけの時があるの」

やっぱり手段なんだろうね。本気とか倒錯。
 
 
さらにむかーしちょっと知り合った子がSM好きでMだとか言ってたので
最中に「このメス豚が!」とか言ってたら
終わってから「豚って…そう思ってる?」なんて言われました。

確かにそれなりの体格だったんですけど…

んなこと知らんわ。
だから言いたいわけでも無かったつーの。

P.S. SEAMOはネタかと思ってたけど“Live Goes On”どれも結構良かった。
俺はHOME MADE 家族とかSOUL’d OUTより好きかなぁ。
他にお気に入りはWish/OLIVIA inspi’ REIRA(TRAPNEST)
NANA嫌いだけどw BLACK STONE臭いし甘いしまずいんだよ!w
次点はthe WORLD/ナイトメア。Dirもう付いていけません。いや、前からだけど。

死の羽音

2006年11月17日 日常
見えない敵がやって来る。
闇を切り裂くように。静寂を貶めるように。
やつは手ごわい。やられた古傷が疼く。
しかし、俺もいつまでもやれられはしない!
拳を握り締め、開く。

そこか!

しかし手ごたえは無かった。
あざ笑うように甲高い声が響く。
それはまさに死の羽音だ。

気が触れた訳じゃない。現実に、やつはここにいる。
ここに、脅威が存在している。

愛する人の為でもなく、もちろん国の為でもなく、
俺は自分の為に戦う。

自衛さえもできないのなら
誰かの為、何かの為に力を奮えるなんて幻想だろう。

それでも現実は努力に奇跡を与えることなどない。

俺は何度も攻撃をかわされ、やつは俺に傷を与えている。
幾度もの邂逅は俺の心を壊していく。
そう、俺は戦いを望んでいるわけではない。
でも、戦わなくてはいけないのが現実なんだ。

迷いがあるから意思が力にならないのかもしれない。
そこに、スイッチはある。

幾度も負け続けるのなら、
いつまでも蹂躙され続けるのなら、

届かない叫びが無駄になったわけじゃない。
虐げられた痛みが消えてしまったわけじゃない。

俺は人類の最終兵器とも言える化学兵器のスイッチを押した。

発射音はしない。あざ笑うような響きだけがある。
それは、人類が己が無防備さを嘆いて開発された兵器で、
やつを殺傷する薬剤を熱で気化、噴霧する。
人類にはほとんど悪影響は無いという優れものだ。
しかしその特質上、発動まではやや時間が掛かってしまう。
それさえ乗り切れば…もうこの戦いも終わる。

いつの間にかやつのぷーんという羽音もやんだ。

勝ったのだ。

俺は安堵の溜息を付き、再び目を閉じた。

しかしこれは一時の平和に過ぎない。
やつは単体ではない。それこそ無数ともいえる仲間がいる。

また、俺は戦わざるを得ない日々を迎えるだろう。

闇が静けさと冷たさを孕むような時分になっても、
息が白く染まり、染み入る温度が痛みに似るようになっても、

まだやつは消え去ることがない。
気が触れた訳じゃない。現実に、やつは側にいる。

――まだ夏は終わってないんだ。俺だけ。
松阪60億。入札金だけでね。年棒は別でしょ。

野球ってさ、実際のところ業務としては非生産的だよね。
おかしくね?

明星の「中華三昧」は美味しい。
下手なラーメン屋よりもウマい。
ただ麺がデリケートで油断するとすぐ伸びるし
時間短いと硬い。

これは店の話だけどバリカタってさ、
生麺の味するよね。あれウマいか?

自殺、とまんない。
とまんないから話題になる。
というわけで無駄にならなかったかも。

学校なんざ窃盗だってはびこってるけど
警察投入すりゃいいと思う。マジで。

しかし警察そんな暇じゃないらしい。
むかし当て逃げされた現場いて参考人(?)として呼ばれたけど
軽症だったから警察犯人探す気なかった。
犯人飲酒もしてたんだけどね。

自転車の防犯登録は見回ってるのに。

コンビニ行く途中ナプキンが落ちてた。
…使用済み。

ありえねー。

今すぐ消費税30%くらいにあげてそれで清掃しろ。
公共事業も無駄じゃなければいいわけだし。

よくみたら他にもゴミなんてめちゃめちゃめちゃめちゃ落ちてんだよ。
終わってるな。

シンガポールのを導入だ。

まぁ、自殺したい気持ちはわかるな。おれはしないけど。

こないだ死んだまだ10代だった子は
人生に悔いなしなんて書いてたんだっけ。

悔いも望みもねーけどそれは死ぬ理由になんねーよ。おれはね。
一番簡単な話で言うと、そう、打率かな。
打率ってのはそもそもどれだけ打ったかの割合であって
どれだけ打てるかの確率じゃないなんて事はちょっと考えれば分かるだろう?
結局そのピッチャーの速球を、チエンジアップを打てるかどうかってのは
確率論とかおよびじゃないわけで
どっちかっつーとまだ物理学の話で
むしろだれだけ汗を流したかとかそういう話なんだよ。
たとえばお湯を沸かすとき、どこに気泡が発生するかなんて
ものすごく複雑で難しい話で
それを一生懸命研究したりする学問もあるわけだけど
そんなものを熱心に研究して簡単には分からない理論をぶち上げていくなら
そこは概算ですましてしまえばいいとかそういう話なんだよ。
ニューヨークの蝶の羽ばたきにさえ出来事を関連付けてしまおうなんて発想は
届かない者の怨嗟でしかないわけだ。

君が目を閉じて祈った

涙を流した

それは

作られた奇跡だ。
 
 
P.S. 電波。

向日葵と少女

2006年11月9日 ゲーム
(車輪の国、向日葵の少女の真面目レビュー、ネタバレ込み)

1.向日葵

 まず、この物語のテーマにあげられるのは正義とは何か、という点があると思われる。タイトルにも使われ、作中に幾度も出てくる向日葵は正義の象徴でもある。正義はよく知られる概念であるが、信念であり、各個人や社会によってその正義は異なる。あの自由と正義を標榜する国が押し付けた正義が何を齎したか。現状を鑑みればそれはただの混乱でしかるまい。
 正義と法というのは密接な関係にあるが、端的に言えば、もっともある社会で支持されている、もしくは最大公約数的な正義が法というルールになっていると言えるであろう。『正義論』を著したロールズの言葉によれば、市民の間には、暗黙のうちに社会についての一つの基本の観念が共有されている、ということである。
 この物語の舞台は、罪人にたいする処罰を各種様々な義務で対応するという日本、あるいはおおよその世界の国々とは違う仮想世界である。死刑制度が打ち首の時代に退化するという記述がある点からしてもこの世界での正義、法の趣旨は我々が住む世界とは異なるものであるといえよう。教育としての刑罰が主眼に置かれており、その中での義務や高等管理人という設定はあるが、それは現実から乖離したものではなく、物語上の手段として使われているにすぎない。なぜなら、その中での正義に対する問いかけは、そのまま現実の我々の世界に対するテーゼとしても通用するものだからである。
 さて、作中ではまさに正義の代言者として書かれている法月であるが、彼の考え方は功利主義に基づいていると言える。全体の為には少数の犠牲は必然であるという、所謂最大多数の最大幸福の考え方である。正義について各人が考える時、他に取りえる方法論はマキシミンルールによるもの、直観主義、利己主義などがある。正義という概念の特質上、一概にこれが正解という考え方は存在しないであろう。それでもなぜ、私はこの物語を読む上で、彼の考え方に疑問を抱いてしまうのであろうか。それは、この物語が犠牲にされる側の立場を書いているからである。「あなたはもう少し、車輪の下にいる人間について考えるべきでしょう」とは賢一の言葉であるが、それに尽きる。いわば直感主義とも言えるその言葉だが、それは功利主義以上に伝わりにくいものであろうとも、物語として語られるときに、それは大きな意義を持つのである。「人の命が地球より重い」というのはよく知られた言葉であるが、それが事実正しいものであるかは疑問が残る。しかし、それを物語として創作するならばそこに意義は生ずる。それを全体を通して投げかけているのがこの物語なのである。
 この物語のもう1つのテーマとして愛があると思われるが、愛というのは正義以上に各個人による判断基準が定まるていないものであろう。その中で、正義と愛を対立させるように物語として組み上げている所にこの物語の素晴らしさがある。それについては次に述べる。

2.少女

 正義の象徴が向日葵であるとするならば、同様にタイトルになっている少女は愛を体言していると言える。作中では、さち、灯花、夏咲の順に正義、慈悲、愛の心に対応しているという表現があるが、私が受けた印象では、友愛、親子愛、恋愛に相当するのだろうと感じた。
 まず、さち編で示される友愛についてだが、賢一が安易にさちを助けないという点がある。それは友情としてもっともなストーリーであろう。さらに、メインはこちらなのだが、まなの行動である。まなは自分の身を犠牲にすることでさちに立派な画家へなって貰おうとしたのだ。トラウマが人を成長させるという言葉は誰のものだったか。法月さえもが言うように、姉の将来を憂い、自ら犠牲になった点は美しい。それが組み上げられたシナリオだたっとしても、その美しさは翳ることがないものである。
 次に、灯花編である。作中、灯花は言葉を選ばずに言えば無知な女の子として書かれている。「自分で考えない人間は、考える人間に利用されて生きるだけだってこと。利用されている人間は気づかないだけ」と賢一に指摘される程である。しかしその中でも、訪れる選択に対し、全部上手くいく方法を考えようとする。彼女に取って正義は全部がうまくいって、みんなが幸せになることに他ならないのである。
「世の中が、いつもそうやって理不尽な選択を迫ってくるというのなら……仕方がないことだって、知ったふうに大人面するような社会なら……」
「私は一生子供でいい!」
そのような強さに、私は無知の知という言葉を思い出さずにはいられなかった。そこに信念がある以上、押し付けられる正義は彼女が持つ正義の前に霞んでいくのである。
 さて、夏咲編について述べる前に、この物語のメインヒロインは誰かという事について考えてみたいと思う。私は、やはり、さちや灯花のファンの人に取っては悪いのだが、夏咲か璃々子であると思う。それは、最初の出会いに置いて登場するのがこの2人であり、三郎の残したメモリの中で触れられるのがこの2人であり、また正義との関連で愛を考えた場合、愛は恋愛を指すのであるという私の感性であり、また正義との関わりの中で語られるのが主にこの2人であるからである。
冤罪によって心が壊された夏咲は日々を抜け殻のように過ごしている。
「夏が来て、風が吹いて、暑くなって、毎日学園に通って…………なにか面白いことがありますか?」
「わたしがいなくなったって、日常は変わりません。誰もわたしをを必要としていませんから」
そんな彼女には昔の面影は無く、痛々しいさを感じずには得ない。
しかし、昔の、または取り戻した彼女が口にする言葉を考える。
「夏が来て、暑くなって、少しだけ雨が降って、田んぼは青々しくて、風が吹くと緑のにおいがして、ケンちゃんみたいな友達がいて……なんにも変わらないけれど、それだけでもいいんだよ」
というものであるが、その両方には共通する姿勢があるのである。
なんにも変わらないまま、日々を生きる。それは正義がどのような形であっても変わることもない。にも関わらず、どうしてその2つの間には表と裏以上の差異が存在してしまうのか。それは、愛しい人の存在があるかないか、それだけである。安易な恋愛至上主義とも言えるだろう。しかし、それは正義という答えのない問いかけのような理念に、別方向から解答を導いているのである。それは普遍の真理とも言えるであろう。
しかし、それは解答の1つでしかないということををきちんと書いているのがこの物語が恋愛一辺倒だけで終わらせていないところでもある。
 この物語はほぼ1本道で小説という形式を取ったとしてもでもほぼ問題は無いとは思うが、もしそうならば、エンディングは第5章のテロップが流れる所で終わっているだろう。小説は多層的に物語を伝えるのには向かない。夏咲と璃々子の選択は読者の想像に委ねられる事となっただろう。
そこをきちんと示しているのがこの形態にあった作りであると思う。ややもすると蛇足に過ぎないのかもしれないが、さちENDも含め、作り手の意思を示したことには意義がある。
夏咲ENDで示される
「でもケンちゃん、これでよかったの?」
「ケンちゃんはこの国を救うようなことができたかもしれないんだよ?」
そして璃々子ENDでの大統領立候補。
2つは逆のベクトルではあるが、その世界で生きていくうえでの姿勢を示した点で同一であり、物語の終わりに相応しいと言える。
 正義の象徴は向日葵であるが、向日葵そのものがもつ美しさは正義と無関係に輝く。日向 夏咲(ひなた なつみ)というまるで向日葵そのままの名前のような少女も正義とは無関係に輝いているのである。

3.法月(そう、付記)

 この物語ではまさに法の権化として書かれている法月であるが、必ずしもそうで無いことが最後には示される。いわば最後までの法月の行動はゲーム、あるいは「試験」であった。これは何を示しているのだろうか。それは、法月の中に迷いがあったこと他ならない。その迷いについて、作中でも多少は触れられていて想像する事もできるのだが、それは新たに発売されるファンディスクで語られるそうなのでそれを待つべきであろう。いやはや、なかなかいい商売である。
 
 

P.S. 最近日記の更新無かったのはこれシコシコ書いてたからです。まともに書くとチョー時間かかるね。なんで改めて書いたかっつーと、このゲーム久々に人に勧めてもいいレベルのゲームだと思ったからさ。あとは俺の中じゃ君のぞとマブラヴセットしか無いから。やってないゲームもいっぱいありますけどね。最初からまともに書けよってツッコミはやめてね。あまりのだるさにほんと途中で止めたかったしw
このあいだ、ちょっとMOやってみたんです。MO。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで重いんです。
で、よく見たらなんか告知出まくってて、TSPプレリ、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、新エキスパッション如きで普段来てないMOに来てんじゃねーよ、ボケが。
人多すぎてプレリと間違えてリーグに入っちまったじゃねーか。

今のゲームは3つのステップに分かれている。
第一段階が待機生物の仕込み。
第二段階が神クリーチャー召還。
第三段階が――全強化スペルだ。

カードを見るとレアは
セラの報復者
高位の秘儀術師、イス
ザルファーの魔道士、テフェリー
だったら青白でって組んだんです。
デッキまあままかなと思ってた自分マジでおめでてーな。

なんか対戦相手2本とも1ターン目ダークウッドのベイロス待機なんです。
別のやつは2本とも1ターン目大いなるガルガドン待機なんです。
で、なんとかしようと思ったらこっちはだいぶ経ってから象牙の巨人がライブラリーからにっこりとか、まじすっこんでろ。

4ターン目でセラの報復者出したんです。
そしたら返しで特務魔道士ヤヤ・バラードとか出てくるんです。
俺のレアがクズカードと等価交換でとか言ってくるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、等価交換なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、そいつに3点、だ。

なんか突然相手の生物が全突してくるんです。
なにかと思ったら補強とかいう訳の分からないスペル打たれるんです。
別のやつは版図の踏みつけとか打ってくるんです。
そこでまたまたぶち切れですよ。
あのな、全強化のエンドスペルなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、gg、だ。
お前は本当にグッドだと思ってるのかと問いたい。問い詰めたい。

しかしあれだね。
テフェリーなんて飛行ブロックできない分蜘蛛以下。
イスとかタッパーより弱い。
セラの報復者なんて白白でねーんだよ、ボケが。

平地10枚なのに白白揃わない。
事故通の俺から言わせてもらえば今、事故通の間での最新流行はやっぱり、
単色、これだね。
平地17枚。色事故しない通の組み方。
単色ってのは普段使わないカードまで投入してる。1マナ1/1も当然。これ。
で、茶色も混ぜればなんとか。これ最強。
しかしどう頑張っても紙束にしかならないという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前は、3色満開でも組んでなさいってこった。

その後に4倍プレリにも出てみたんです。プレリ。
あいかわらず人がめちゃくちゃいっぱいで落ちまくりなんです。
で、よく見たらなんか0TIXとか2TIXとか、2チケット(2ドル)引きって書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、2ドル引き如きで普段出てないプレミアイベントに来てんじゃねーよ、ボケが。
2ドルだよ、2ドル。
ウィザーズもな、ソフトバンクじゃあるまいし新エキスパッション追加するならサーバー強化くらいしとけよ、ボケが。

カードを見るとロクなものが無くて
だったら白緑+赤でって組んだんです。

場面で押されててというかほぼ詰みでアムローの求道者だけが頑張ってて
燃焼+燃焼フラッシュバック+裂け目の稲妻でギリギリだと思ってたら
スパイクの飼育係とか言ってくるんです。
そこでまたまたまたぶち切れですよ。
あのな、ライフゲインなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、4点回復します、だ。
お前は本当にスパイクの飼育係を引いたのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、トップデックって言いたいだけちゃうんかと。
燃焼フラッシュバック用のランド6枚どうしてくれるんだと。

こっちはサルタリーの僧侶でまあまあ満足してたのに
そのスパイクの飼育係はなんだと。
チビ・ドラゴンはなんだと。
嵐の束縛はなんだと。問い詰めたい。

場面でやや押されてて頑張っろうかって時に
そのトップから出てくる無慈悲なる者ケアヴェクはなんだと。
本体だけじゃなくて生物すら殺されるこの無慈悲はなんだと。
勝ったと思ったら突如表返る運命の盗人はなんだと。
Fortune ThiefよりFuture Thiefの方がおれ的には良かったと
小1時間問い詰めたい。

あのな、レアゲーなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、幽体の魔力、だ。
得意げな顔して何が、捕縛の言葉、だ。
お前は本当にレアで勝ちたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、運も実力のうちって言いたいだけちゃうんかと。
MTG通の俺から言わせてもらえば今、MTG通の間での最新流行はやっぱり、
理論だけ語る、これだね。
プレイなんて一切しない。これがMTG通の遊び方。
理論ってのは実質が伴ってなくてもいい。そん代わり偉そうに書く。これ。
で、それに知ったかぶり付け加える。これ最強。
しかしこれを書くと裏で何言われるか分からない危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前は、人生ファイナルズにむけて調整でもしてなさいってこった。
やばい。

んーやばいっていいね。是非両方で使えて。

ちゃんと

若者言葉で、すごい。自身の心情が、ひどく揺さぶられている様子についていう・若者言葉では「格好良い」を意味する肯定的な文脈から、「困った」を意味する否定的文脈まで、広く感動詞的に用いられる

なんて書いてるし。うん。日本語の退廃も捨てたもんじゃないね。

「車輪の国、向日葵の少女」やりました。

1日が12時間しかない義務、大人になれない義務、恋愛できない義務
とか意味わかんないじゃん。なんか魅かれた。

それと前身のあかべえそふとの夜の破片やったことあって
クセはありまくるけどそこそこだったのでってのもあります。
シナリオ別の人だけどね。

スーパー面白かったです。うん。今度は英語つーかカタカナにしてみた。

いやこんなこと書いてる場合じゃないんだけどさw

夏咲→璃々子→さち→灯花→トゥルーでやったんだけど
初めてやった時はマジ神級だと思った。
その後ちょっとだけ、むーって感じだったんだけど。

なぜかっていうとこれストーリーが1本道なんだよね。
さち→灯花→夏咲→璃々子→エンディングって感じで
選択肢はあるけどBADEND分岐・シーン分岐以外は内部好感度が上下するだけ。
話がほとんど変わらない…
で、さち・灯火はその章でシーンがあるんだけど
夏咲・璃々子はエンディングでシーン。
で、シナリオ上夏咲との恋愛は必須なんだよね。
さち・灯火でシーン踏むとかなり夏咲の章で萎える。
しかもシーンおよびその後のちょっとした関係は
通常シナリオに差してあるだけだから
灯火なんてシーン関係だけ馬鹿になっててめちゃくちゃ違和感。
各キャラ毎にルートが無いってのでちょっとチグハグな所はある。
しかも各編ごとにかなりのボリュームだから繰り返しきつい。
ボリューム無いよりいいけどね。

エンディングもおまけみたいな感じなんだよね。
取ってつけましたみたいな感じ。
さちエンドはあって良かったって感じなんだけど。
(ファンディスクで各キャラシナリオ追加らしいけどさ…)

あと、南雲えり即死とか俺は別になにも思わなかったけど
嫌いな人は嫌いだと思う。かなり無駄死に臭は漂うんだよね。

それを差し引いても。

その各章構成を踏まえての終わりまでの一連のメインシナリオは
すごいいいと思う。
激しく結果論だけど最初にやったの夏咲エンドで良かった…
(最初は夏咲か璃々子がベターだとは思う)

伏線の消化というか使い方、出し方は俺はすごい好きな感じ。

体制についていろいろまじめに書かれたりもするんだけどね。
そんなのはメインじゃなくてまぁバトロワで舞台国家社会主義だったけど
あんま関係なかったみたいにそんなのはどうでもいいんですよ。

人の命が地球よりも重いわけもないんだけど
お話はね、重くてもいいじゃん。

夏咲シナリオ超いい。

非現実的な設定もすべてただの材料じゃんって思えるくらいいい。
最後の最後はちょっと…だけど(最後、くらいまでは超面白い)
それも全部気にならないくらいいい。

なんかこれも結構クセはあるんだけどね。

具体的にいうと何気ない日常シーンがめちゃくちゃw
ひぐらしで例えるなら部活の部分みたいなところだけど

一応進行上挟んでるけどこの辺はテキトーでメインはしっかりでいいだろ?
みたいな感じでまくり。

いや、それもテキトーでもいいよって思えるくらいいい。

場面での音楽の切り替えはかなり良かったです。
音楽自体もいいしね。

「リボン、可愛いね」

サイコー。主人公のセリフだから声無いけど。

次点は

「わたしは、少女にして……少女だよっ!」

いや。次々点くらいだけど。

体験版あるので暇な人はやってみるといいかも。

P.S. 人狼かなーり久々(たぶん1年超えてるかも)にやってみたけど
いろんな意味でもう無理でした。次回はまた1年後で。

P.S.2 中日負けたしー。なんでだよぉ…

月姫

2006年10月24日 ゲーム
ついに月姫をやりましたよ。
PLUS+DISKと歌月十夜も。

これ超重大なバグがあるんですよ。

さっちゃんシナリオが無い!!!

やたら完成はしてるみたいに書いてあるんですけどね…

話としては秋葉編まぁまぁで他は普通くらい。

気になったのが秋葉→翡翠→琥珀のシナリオが
相互補完じゃんなくてまんま進展順だったので
ヒロイン選択が進展に依存するってのがちょいな…と思いました。
アルク・シエルと屋敷編の話がほとんど噛み合ってないのもなんとも。

設定はかなり作ってあるみたいなんで(二十七祖とかね)
切り出し方がビミョーなんじゃないか疑惑。

月姫2とか書いて有るけどさ…ほんと出んのかいな。

歌月十夜は自由度も難度も高くて
まるで昔のAVGだなーって思いました。

最近なって好きになったAVGというかノベルだけど
昔は嫌いだったんだよね…

ポートピア連続殺人事件とか途中で止めたし。

でも今になってみれば結構楽しめました。
攻略サイトのお世話にはなりましたけどね…

やたら信者がいるらしいって話を聞きますがそこまでかなぁ…

さっちゃんシナリオが無い時点で神認定は無理。

エンディングが基本2種類ってのはなかなかでしたけどね。

さっちゃんも2通りシーンあるんだけど
片方はビミョー。マジ扱いアレ過ぎますわ…

キャラトップ3
1.さっちゃん
2.秋葉
3.レン

アルクってヒロインだったっけ?

ど こ が ? ?

音楽がビミョーなんだよなぁ。
ほぼフリー素材利用(?)のひぐらしよりイケてない気がする。

期待よりは下でしたわ。ザンネソ。
漫画だけの外伝、鬼曝し編(1&2)読みました。
読んでみたいな〜買おうかなと思ってたら某さんが貸してくれました。
サンクス。

話自体は漫画向きの話っていうか
これノベル形式にしたらものすごい短くなっちゃう上に
つまらないだろうなって感じでした。

でも漫画だとそんな事も無かったので
よく特性を考えてるなって感じはしました。

本編のサブエピソードみたいな感じで(確か多少この情況が触れられてたはず)
こういう話はあっても良かったかなって感じで違和感は無いです。

それにこの話が本編自体で補完されるのもなかなかだと思います。
ラストの夏見のその後とか、この漫画で触れてしまえば蛇足でしかないんだけど
本編最終話をやればうんうん、みたいな感じで。

けっこう面白かったです。

まぁしつこいですが6話最強なんですけどね。

どこがキーポイントかって話が後書きにありますが

「うん、また学校で」がキーポイントなのかなぁ。
ああいう情況ってどう対処していいか非常に難しいけどさ。
ゲーム的に例えるならもうちょっと好感度、フラグがあれば
rァ 無言で抱きしめる なんだろうけどw
「知らねえよ」「興味ない」とか含めて
あーめっちゃそれくらいの歳の少年っぽいなんて思うけど
現実ああいうのって結構駄目なんだよねw

それも踏まえて最後にほんとギリギリだけど間に合ったっていうのも
よく出来てるなって思いました。

失はれる物語

2006年10月22日 読書
うーん。ビミョー。

短編だからってのもあるかもしれないけどさ。

自分の趣味自体がひょっとして
気付かない内に変わっちゃったのかもしれないかも。

情況とか風景の描写なんかより
セリフでテンポ良くまわす方がいいかもとか思えてきた。

やばい、馬鹿になってる。

まぁ結構いままでもそれは書いてるけど
情況とか風景の書き方って波長合わないと
全然面白くないってのはあるだろうけど。

一番それを感じたのが表題にもなってる『失はれる物語』で
なんかストーリー自体はまさにSSみたいな感じで何も無くて
読後感が中心の話だと思うんだけどちょっとね。

主人公の立場だともっとどうしようも無いほど絶望してると思うんだよね。
バランス取ったのかもしれないけど。
でもただ奪われるだけの話にも鮮烈さって存在するわけで
この設定を考えると話がなんかまったりとぬるく感じてしまうんだよね。

『Callnig You』も非現実な設定を引っ張ってくるなら
運命に抗う話にした方が自分は好みだったかな。
そうしてないわけではないんだけどもうちょっとだけ。
結末的には同じでもいいんだけど過程が…
主人公が悲劇を避けようっていう意思の力が見られなくて
与えられた役割を演じてるだけのパーツに感じたんだよね。

『傷』はたぶん『幸福の王子』をモチーフにしてると思うんだけど
オリジナルと大して変わらないんじゃないかって感じ。

ミステリ調なのが『しあわせは子猫のかたち』と『マリアの指』で
『しあわせは子猫のかたちは』ようやく俺も最近のミステリになれてきたので
犯人登場の瞬間に分かりましたw
うーん、それがメインではないんだろうけど幽霊との生活も
それと融和してなくて浮いている感じ。
『マリアの指』は冒頭のミスディレクションもあるしフツー犯人分からないだろw
まぁ自分はミステリでも犯人探しって読み方よりも物語自体としてしか読まないので実際犯人が誰でもいいんですがね。
短編だからしょうがないのかもだけど唐突すぎ。

一番面白かったと思うのが『手を握る泥棒の話』なんですけどね。

…えーっと。

なんかいろいろ書いてますが。

結局自分はボーイミーツガールが好きなんだよってそれだけですねw

…しょうがないじゃん。読書なんて趣味じゃん。

『人間失格』より適当なラノベの方がおもろいだろ!!

あー、まじで駄目だ。馬鹿になってる。

…すいませんね。

でもなんて言われようが自分はボーイミーツガールがジャンルとしては最高だと思ってる恋愛至上主義者ですから。

手遅れwww

付ける薬無いね。

いじめ(悪い)?

2006年10月21日 日常
いじめ自殺がちょっと話題になってますが
なんかその度にいじめを無くそうなんて話になるけど
そんなん無理だよね…

泥棒無くそうたって無理だもんね。
あのなんちゃらの証人の人が勧誘しにきた時あったんだけど
なんちゃらの塔の特集が泥棒を無くすとか言う話で
やたらにこにこしながらそんな世界すばらしくないですか?
見たいな事言ってたんだけど
…ゲンジツミロヨ。

例えるなら怠け者の蟻だけを分離してもまた3割は働かないみたいな。
いや、犯罪率自体は上下しますけどね。

自分的な意見としては

自殺するくらいなら相手殺せば?

なんて暴言吐いてみます。これって殺人教唆になるのかな?
まーそんな事できないんでしょうけどね。

もちろんいじめられっ子が悪いなんて事は1?も思いませんよ。
なんか物とかもパクられた方が悪いとかそういうのもいつもありえんって
思うんですけど
結構そういう意見って見ますよね。自分が間違ってるのかなぁ。

自殺した所でさぁ、いじめてたヤツとか
別に大手を振って悠々としてるわけっしょ。

なんつーかまさに負け組になってしまっちゃうわけじゃん。

ヤラレルマエニヤレ。その為の少年法(違うか)。

と言ってもいじめにも色々種類があるわけで。

どっかの少女が老人から金巻き上げて逮捕されたけどさ
それって金配って友達(?)作って
集られるようになって巻き上げたって話らしんだよね。

そんな稀には自業自得なのもあるけれど
金とられるとか暴行とかって断罪されるべきとは思うんだけどさ

シカトってどうなんかな。

おれはシカトはいじめに入らないと思うんだけどね、基本的には。

嫌う権利もあるわけだし。

どうやっても仲良く出来ない人もいますよ。人間だもん。

仲無い人とは必然的にシカト状態である以上
シカトはいじめでもないのかなーとは思うんだけど。

と言ってもさ、アイツシカトしようぜ? みたいな話が出て
別に自分が嫌いでもないのにシカトとかアホだと思いますが。

やっぱ集団でシカトとかいじめになっちゃうんかなー。

でも集団てか派閥みたいなのでごにゃごにゃみたいなのは
仕方ないのかな、って部分もあるからね。難しい。

でもそういうのって学生の間だけだからね。

社会人になったらできないからさ。
嫌いなやつを嫌う位のことはやっててもいいんじゃないかな。

ってもいるんですけどね。たまに。
社会人になってもガキみてなー事やってるやつ。
どっかネジ抜けてるとしか思いませんが。

まー実際は社会人になると特にで
学生時代でも結構そういう人いるとは思うけど
嫌いな人とでも表面上ではものすごい仲良くして
裏で色々言ってるある意味要領いい人とか多いんですけどね。

いやー怖いよ。マジで怖い。

自分はあんま人好きになったり嫌いになったりする事自体が少ない
人見知りのシャイボーイ(苦笑自嘲)なんで
大体の人とは当たり障りないくらいのフツーで接してる事多いんですが

にこやかに話してる様に見えた人同士が
あいつ嫌いなんだよねーとか言ってきた時とか
もうね、ガクガクブルブルですよ。
つーか俺にも言うなよ。そんな事…
知らない方がよっぽど幸せだよ。

食品添加物とかはね、知った上で覚悟して取るほうが
知らないままに取るより幸せだっていうのが持論なんですけどね…
(そうそう、消臭スプレーとか消臭剤に配合されてる銀イオン。体にはあまり良くないぞ)

怖い怖い。人間不信になりそうだよw

…だからね。一人いればいいの。

心は繋がらないけど
体を繋げることは代償行為ではなくて
少しでもそうでありたいと思えるような希望で
流れてくる体温は言葉よりも重くて。

一人を見つけるってのもすごい大変なんですけどね。

その一人がにこやかに話しかけてきて… でも… とか

いじめどころじゃねーよ。偶にいるのがやばい。

中日優勝

2006年10月20日 日常
商標登録したら大儲けですよ!

…ごめんね。あまりに古すぎるネタで。

つーか優勝自体も古いしね。

日本シリーズ勝つまで待つっていう選択も有ったんだけど
日本シリーズって勝っても「日本一」であまり優勝とは言わないしね。
それに負けるかもしれないし。

はい。自分は小学校まで愛知で過ごしたのでドラゴンズファンですよ。
といっても新聞で結果をみるくらいのにわかもびっくりなファンですが。

新聞的にはね、中日新聞(東京では東京新聞)が一番
くせがないっていうかあまりウザイ主義主張が無いので一番読んでて
おもしろいと思うんですけどね。脱線だけど。
まぁ金券攻勢で朝日取っちゃってるんですけどね。

自分的には落合も福留も好きなので
(と言っても会った事もないので人物評を読んでるに過ぎませんが。
ああ、Wikipedia便利)
中日には是非ともシリーズも頑張って欲しいのですが

一つ心配な事があるんですよ。

こんなに活躍しちゃって契約更新どうなっちゃうんだろうねー。

昨年は川上とかが揉めてましたが
今年はどうなることやら。

成績的にはやっぱ川上もかなりアップでしょ?
つーか今年の川上20勝防御率1点台いくかとすら思ってたのに
また失速しやがって。
それでも立派な成績なんですけどねー。
どうせなら誰も微塵も文句を言えないような成績なら揉める事も無いんだろうになーってちょっと思います。

昔プロ野球も商業なんだがら強いチームが金稼げるとは限らないなんて書きましたが

中日って平均動因数が3万2859人らしんですよ。
で、ちょっと乱暴な概算だけどシーズンは146試合だから
主催試合は半分の73試合。
名古屋ドームの料金は内野S5800円〜パノラマB1500円までで大体平均3000円くらいかな。プライムシートとかもっと高いし子供は500円だけど。
すると入場料収入って約72億くらいかな。
あとは広告とか放映権だけど巨人戦の放映権って高いときは1億だったらしいけど今は8000万くらいらしい。しかも対中日戦でそんなに放映されるわけじゃないし(なにせ優勝決定戦地上波無かったしね)。
収入って100億くらい? んーまぁもっとなのかなぁ。
一説にはそんなに中日って金には困ってないらしいんだけどね。
親会社金持ちだし。

ただ球団自体で収支って考えた場合
こっから経費を引いていくんだけどスコアラーとか2軍とか
移動費とか施設費とかあまり表に見えない部分でもいろいろあるわけだし
やっぱ年俸ってそんな出せるわけじゃないんだろうね。

だからまた揉めなければいいなぁって思うんだけどさぁ…

今年って荒木も井端も森野も福留もウッズも
アップ評定しなきゃいけないっぽな感じでしょ?

それに加えてもうひとつ。

日本ハム時代の師匠が落合監督ってな話で
FAで小笠原を取るって話が出てるらしんだけどさ。

ウッズどうなるの?

ローズが来てレフトを守らせるのか?。じゃあ関川、大西、井上はどうするんだ。
サードがいるところに、サードを入れてもプラスにならない。
今いる人間が一人死ぬんだよ。

って小久保もローズも否定していた落合監督ですが

小笠原とウッズってまるかぶりじゃん…

4番は日本人ってのも言ってたことではあるけどさ…

ウッズ頑張ったじゃんかよー。
いやーそりゃ契約自体は切れるけどさ。

つーわけで日本シリーズはもちろんですが
その先にゴタゴタが起きなければいいなってのだけが今思うことです。

落合自体も頑張ってる割に評価が??な所も無きにしも非ずなのがまたね…。

失語症

2006年10月19日 日常
まぶしいひかり。

ゆるやかに――

気だるさを残したままに僕は目覚める。

喉、というよりも口が乾いてのに構わず、煙草に火を付ける。
寝てる間にぽかーんと口を開くことはしてないはずだけどな…
自信はない。疲れているのかもしれない。
寝ている時の無防備さなんて気を付けようがないのだろうけど。

朝一番の煙草は不味いけど、その不味さが僕は気に入っている。
僕にとって煙草は数少ない趣味のようなモノになろうとしている。
溜息に色を付けられるのが素敵だと思う。そんな理由で。

今日は休みだ。
だからもっと寝ててもいいのはずなんだけど…

一応、予定がないわけではない。

風呂と台所で同時に火を使い、麺を茹で浴槽に湯を張る。
簡単に食事を済ませて浴室へ。

まだ残暑が残る頃、1箱200円という特価になっていた
バブクール(ブルーウォーターリリィの香り)を湯船に投げ込んだ。

足の伸ばせないお風呂ってお風呂じゃないよな。
なんてことは最近になってようやく思い出したことだ。
恵まれているときは気付かずに。気付いてしまえばただ不幸に…

ああ、だから無駄なことなんて考えなければ良かったのに。

そういえば…
僕は休みで家にいる時全く一日言葉を発してない時ばかりだ。

ふと、誘拐されてしゃべれなくなってしまった女の子が浮かんだ。

使わない機能が衰退していうのが必然なら
やがて言葉を失ってしまうことだってあるかもしれない。
荒唐無稽な恐怖だろうけど。

湯上りの火照った体を配合された清涼剤が冷やしていく。
ずいぶんと気温が下がった今時分、肌寒さまで感じる。
まだまだ箱に16/20で残っている入浴剤。
計画性の欠如に課されるペナルティだろうか。

電子音が響き、僕の生活ではわずかなコミニケーションが開く。
なんとなく、そのメールを声を上げて読み上げてみた。

「ダルィから今日ゎゃめとく〜!」

そう、予定は一応、だった。こんなことは想定の範囲内。
適当に返信をする。
重要なのはメールの内容ではない。
歳を考えるに小文字はそろそろNGではないか、ということだ。
もちろんそれを伝えることはないのだけど。

電話の発展がメールならこのやりとりは進化した会話といえるはずなのに。
それでもこの無機質さはなんだろう。
声が響かない空間はあまりにも静かで。

煙草が切れた。コンビニは本当に便利だ。
町中に煙草屋があった時代の事を僕はほとんど忘れてしまった。
酒屋も、文房具屋も、気付けば見当たらないようになってしまった。

「117番の煙草ください」

これはたぶん今日唯一の会話だ。
備え付けの自販機で買えば発さなくて済んだはずの。
機械的に「こちらでよろしいですか」と返されただけの。

そう、だからこれは唯一でもなく、会話でもない。
僕はまだあの少女を忘れられないままだ。

毒物を美味しく服しながら本のページを捲る。
短編集じゃお腹いっぱいにはなれないな…

新発売の札が付いたカスタードミルクティーを買ってみたが酷くまずい。
例えるなら出がらしの紅茶に戦後すぐの脱脂粉乳とバニラエッセンス混ぜた味。
と言ったところで僕は戦後すぐの脱脂粉乳の味なんて知ってるわけもない。
マンゴーラテはハズレ覚悟で買ったけど美味しかったのに。
牛乳好きには牛乳50%配合だけで満足できたのかもしないけど。
もうそれは無くなっていた。回転が速い。
さすがコンビニ。本当に便利だ。

最初から二つばかりを読んだところで睡魔に襲われた。
内容が面白くないのか、はたまた無気力さのなせる業なのか。
そのうち続きを読むために後者だということにして本を閉じた。

そう、今日はこのまま目を閉じてもいい。
何も考えないように。
全てを忘れるように。全てを失ってしまうように。

穢れた箱庭の中に希望はあったのだろうか。
閉ざされた世界。望まない行為。
音を失う灰色の世界。

たぶん、その行為こそが唯一の接続。
現実の延長が希望なら、それ自体が侵食された。

堕ちていくのとは違い、壊される時には抵抗できるのに
それすらも奪われていく年月。

僕はそこまでいくわけでも、いけるわけでも、いかされるわけでもない。

そう、だから荒唐無稽には理由も意義も無くて
僕は眠りに付いた。

明日また目覚めるために。
 
 
P.S. 何もネタがない日を無理やり書いてみるテスト。

核カクうっせーな

2006年10月18日 日常
日本の現状を鑑みるにどうせ核は持てないだろうけど
まぁ持ったところでどーなんってのもあるわけだけど

つーか別に非核の大量殺戮(まぁ破壊にしとくか)兵器があれば
なんの問題も無いわけで。

抑止力ねー… 所詮偽りの平和なんですよ。

今こそ見せるんだ! 日本の技術力を!!

「…機動戦士?」

ザクッ ドムッ ズゴッ…苦っ グフッ (突っ込み音&悲鳴)

「そうだよねー、やっぱそれじゃぁ足んないよね」

「コロニー落としっしょ!!」

悲痛を浮かべた少女が言いました。

そらが…そらが落ちてくるの!!!

さすがは日本の技術力。もはやKOMIKEは英語。らしい。
紅く、紅く、流れ出した
 
 
      ←
 
 

うっわ。くだんねー。

はいはい。ネタ無くてね。

とりあえず昨日の流したかったんで。

ほなさいなら。

P.S. これチョコ菓子ね。

20号案内

2006年10月11日 日常
ネタがないね…。
よし、くだらない事を書こう。

夜、八王子を訪れるカップルの貴方!
突然ですが、自分で八王子の一番のお勧めのホテルは

アルファ21 です。

八王子のホテル一覧をふと見たら
半分くらいは制覇していたw自分が言うので(たぶん)間違いありません。

場所は20号を山(梨)に向かってかなり行った所。
車が無いと無理ですけどね。
近くにいっぱーいホテルがあるのでどれがどれか分かりにくいですが。

高尾山口にかなり近いところに
バニラリゾートっていうのがあって結構FULLになってたり
外観も綺麗で人気あるみたいなんですがそれは罠です。

そこはOPEN表示でも中の待合室が開いているって意味らしく
待たされて部屋に入れない時があります。
一度行った時30分待ちとかなってました。
それってOPENって言わなくね?
結局入らずに出てもうそれから行ってません。
一度入ってみたいんだけどね。

諦めてもっと奥地に行きましょうw
バニラって八王子で一番人気あるみたいなんですがww

さて、アルファ21の話に戻りますが正直ちょっとボロいです。
山の中だけに虫もぶんぶん飛んでます。灯りに蛾が集まってます。
部屋の中にまではいませんけどね。たまーにいるけど。

でも、部屋広いです。
知ってる人は知ってるPIT INNに比べるともう感動です。
あれはあそこが狭いだけでしょうがw

なんと言ってもこのホテルは値段が安い。

平日宿泊4200円です。金でも5150円、土曜6300円だったかな?
しかも0時超えたら15時までなのでお寝坊さんにも安心。
20時からだと12時までです。
自分はサービスタイムはあまり使わないけど6時からなので
もうちょい早ければ5時からのアイネの方がいいかも。
ちなみに3150円だけどサービスタイムなら他も結構安いから
わざわざここいく必要ないかもw

カラオケは有るけど(無い部屋もある)たぶん全体で1回線なのか
他の部屋の曲が間に入ることがあります。その曲のときは音で出ないw

何が一番いいってこのホテル大概は土曜日でも開いてる所ですね。
ここを知ってからは無駄なドライブしなくて済むようになりました。
…ってやっぱ人気ないんだろうけどw

あはは、正直お金あるならバニラかドルフィンの方がいいかもねw
でも起きれない人がいるのでw延長とか考えると3〜5倍違うしね。

知り合ってすぐとか行くのは避けたほうが無難ですねw

自分らは農家がそのまま転業したっていうかうら寂れたっていうような
雰囲気結構嫌いじゃないのでいいんですけどw

そうそう、冬になると奥地だけあって尋常じゃなく寒いです。
暖房はあるけどそれでもやばい。
いやだからこそ、しっかり抱き合って眠りましょうね?w

さてさて、先に泊まる所を書きましたが
実は書こうとしてたメインは食事処です。

アルファ21を書いたのも実はそこがすごい近いからw

なんつーかこれぞ田舎、八王子に来た人は是非どうぞなんて感じなのが

いろりの里 高尾山名主 ごん助 です。

場所はいちお八王子なんだけど高尾って書いてますねw
20号を通った事のある人なら誰でも看板は見たことあるかな。

店の前にかがり火があるんだけど赤い布じゃんなくてちゃんとした火。
それだけで高そうな店ですがw実際高いです。

寄った時ただの気まぐれでお金そんなに持ってなかったんですけどね。
高くてもそんなに頼まなきゃいいかなーって思ってたら

入るときに当店はコース制になっております なんて言われましたw

1人前 4,730円〜6,830円

こっこれは…しかしまわりこまれてしまった! ってヤツですかね。

もしクレカ使えなかったら犯罪者になってましたよw

ここは囲炉焼きの店なんですが
なんで自分で焼いて食べるような料理でこんな高いんだよ…
あ、焼肉もそうかw

前菜とかも付いてますがそれはイマイチだったけど…

メインの囲炉焼きはかなり美味しい。

個室だし建物いい感じで古さが出てるし
これでもかってくらい田舎を満喫できます。

コースは肉中心のもあるけど
どうせなら魚中心のコースの方がおおすめかも。

単品ですずめやカエルなんてのもお目に掛かれます。

ちなみに…すずめを頼みましたがあまりの不味さに倒れそうになりました。
肉全体が出来の悪いレバーの味。

懲りずに次回行くことがあればカエルに挑戦したいんですがw

あ、肉や魚や海老やホタテや餅はホントに美味しいから
冒険しなければ何の問題もありませんよw

都心で疲れた方はここでメシ食ってアルファに泊まって
翌日は高尾山のお蕎麦を食べるなんていかがですかね。
 
 
さて、こんな長々と書いて何が言いたいのかって言えば

どうだ、八王子はこんなに田舎だぜって事w

もう1つ言えば某さんがごん助に興味持ってくれれば
美味しいご飯ご馳走になれるかもーーー なんて。

うっは、駄文。w多すぎるし。
俺の使うwは大概自虐か苦笑なんだけど満載すぎだww
今更ですがタイムスパイラル爆裂してますね。

構築デッキに入るかどうか分からないようなカードさえ、

例えば稲妻の斧なんて

Acceptable Losses / 容認される損失(3)(赤)
ソーサリー Odyssey,コモン
容認される損失をプレイするための追加コストとして、カードを1枚無作為に選んで捨てる。
クリーチャー1体を対象とする。容認される損失はそれに5点のダメージを与える。

ってカードってあったよね?
なんてふと思い出してしまった自分にはかなりの衝撃でしたよ。

そして紫。

昔と違ってたまに気紛れでリストを見るくらいの自分にはこれまた衝撃。
なにせそんなん全然知らなかったし。

どれくらい衝撃かっていうと
ヤフオクに出しっぱなしだった秘教の処罰者*3、影魔道士の浸透者が各500円で
獣群の呼び声*2が各700円で売れちゃったくらい。

まーもういいですけどね。

あまりの爆裂ぶりにもう戻れないなぁってしみじみとしちゃいました。
楽しそうなんだけどね。これだけ強力多種だと疲れそうだし。

そんなわけでコレがたぶん最後になりそうだけどマジックについて語っちゃおうかな。
どうせ俺の予定は未定なんですけどねw

折角だから流行(?)のベスト5デックにしようかな。

1.プロスブルーム

時期的には一番古いんだけど最初に使ったコンボデッキというわけではないです。
当時、マジックのカードショップなんて数える程しかなくて
今は無き(まだいちおあるかw)ソフマップくらいしかありませんでした。
その中でカードを揃えていくっていうのはかなり大変な事だったんですね。
なぜならソフマップではハンマーにしろバンチューにしろ死体の花にしろ
24時間365日売切表示のまま変わる事がなかったんです。
プロスブルームを作ろうと思ってからこつこつとカードをトレードで集めていく日々。
完成まで3ヶ月は掛かりました。
最後は1パック600円(もっとだったかも)まで上がっていたアライアンスを遊びで5パック買ったら
全部ゴミクズしか出なかったんですけどちょうどコンプにそのうちの4枚が足りないという人がいて
死体の花+自然の均衡という大判振る舞いをしてもらい
無事完成となりました。自然の均衡なんてこのデッキにしか入らないのに1000円オーバーだったしね。ほんと大変でしたよ。
その時アライアンスを同時に買った友達はレイク引いてて負けた気しかしなかったんですけど人生なにが起こるかわかりませんねw

自分はとてもコンボ好きなんですが
生殺しとかハメ殺しが好きだからだろ?なんて言われたけど別にそんな事もなくて
自分がマジックをやってて楽しいと思える瞬間は
駆け引きで勝ったって思えた時だけだったんですね。
クリーチャー同士の殴り合いなんて今はそんな事もないと思いますけど
当時は場だけの計算すらできてないなんて人がとても多かったんです。
相手のミスで勝っても全くもって面白くない。
だから自分は軸をずらしてデュエルをしようって感じでした。
自分が一番好きだったのはコンボデッキでフルカウンター相手にしてた時です。
みんなにはマゾって言われましたけどw
だからフルカン相手のサイドボードもボイルじゃなくてソリチュード。
当時フルカンはミューズ打たざるを得なかったなのでボイルだと楽勝すぎたからです。

それでもこのデッキは郡を抜いて強かったのは間違いないわけで
さよならミラージュブロックト−ナメントをこのデッキで全勝を飾ったMさんは
このデッキ強すぎ、負けるわけねーだろなんておっしゃってました。
確か瞑想1枚足りなくて変わりに変なもん入れてたハズなんだけどなぁ。
強い人は何やっても強いっすわ。

自分は1敗しましたけどw

ブロック落ちた後このカードどうしようかなって思ってたら
なぜか欲しがった地元の人が呪巻*4と交換してくれましたw

2.パンデモノート

自分が初めて出た公式大会はエクソダスのプレリだったんですけど
(ベスト8だったのに何も商品無かった! 当時はそんなもんだったんだよ…)
当時はスポイラーが出回るなんて事もなくて手探り状態。
その中で伏魔殿を見た時の衝撃はかなりのものでした。

え、これドレッドノート*2でコンボじゃん!

早速地元の店に帰って来てドレッドノートを回収。
なんでそんなガキしか欲しがらないようなカードを?って聞かれたとき
正直に話したので高くつきましたw

リチュアルもペタルも突っ込んでの高速コンボ。
先手1ターンキルかました時はさすがにハメ殺しが好きだからだろ
って言われても否定できませんねw
(ちなみにモマでもメグジャーでも先手1ターンキルしたことあるんだけどw)

このデッキがそれなりの自信になったので意気揚々とDCIに乗り込んだのですが
結果はそんなによくありませんでした。
やっぱ全デュエルでコンボ完成とか無理だねw
最初のうちは勝てるんだけどさ。

席順は順位になっていたので俺は途中で下に落ちるけど
ずっと落ちずに勝ってる人がいました。

その途中まではよく隣になるTさんに話しかけられ
そのうち一緒に調整などをすることになります。

自分はトーナメントマジックは戦場だと思ってたので
友達と連れ立ってなんて訳でもなく1人で乗り込んでいたので
にこやかに話しかけられてびっくりでした。

一番最初に(にこやかにw)話しかかられたのはトレードなんですけどねw

Tさんは精神力を欲しがったんですがコンボ大好きな自分は
精神力は手放すことが出来ませんでした。
当時400円くらいしかしなかったんですけどね。
結局自分はなんか出してソリチュードを貰った記憶があります。

本格的に一緒に調整などをすることになったのは
いきなりご飯に誘われてからなんですけどね。
自分はめっちゃ人見知りなんでかなりびっくりしました。

家にはご飯が用意されているし(その頃帰ってからも食べてたので1日4食だったw)
月5000円の小遣いしかなかった高校生には外食ってけっこうキツかったんですけど(一応バイトもしてましたが)
仲間という存在が無ければマジックはすぐに止めていたと思います。

当時はさっき書いたようにカードショップが機能していませんでしたから
DCIでは結構現金トレードが行われていました。

それによりご飯代なんておつりが出でくるようになり
学校は寝るためのもので日々マジックなんて感じになっていきました。
バイトしなくてもいいくらいになっちゃったしね。

かの地雷王さんと当たって同キャラ対決をしたこともありました。
しかしかなり差異があって、自分は高速性を追及していたのに対し
むこうは安定性を重視していたこと。当然リチュアルもペタルも入っていません。
実際その差で負けたとも言えるのでかなり目から鱗でした。

このデッキを使っていた時の一番の思い出は
どっかの適当な大会に出た時に
1/1マーフォーク(あの三叉ね)と2/2なんもないゴブリン(モンスですよ)が混在するような赤青デッキに1本取られたことw

いやーコンボ駄目っすねw

3.モマ

ウルザズサーガのカードは狂ってました。
そりゃ変異種も開幕からしばらくは500円固定でしょう。
あんなの使ってる間無かったからね。
マスティコアが開幕500円だったのはアレなんだけど。

時のらせんとアカデミーを使った「モマ」。
上記2枚のレアは瞬く間に2000円オーバーとなりました。
Tさんの50枚は超えてたであろう精神力の価値も3〜5倍くらいに。
自分は4キープしかしてなかったんですけどね。

初めての仮組みの時にはウルザのガラクタとかも入れてたんですけど
それでもおかしいくらいな強さ。

調整を重ねるうちにガラクタは抜けましたけど
自分の好みとしてはぐるぐるが4枚入ってたあのバージョンの方が好きでした。
辿り着けなかったんですけどね。

むかーしのデュエリストジャパンには(俺はもう捨てたけどw)
いちお自分の最終形が乗ってます。

他の人と比べて自分のデッキは対赤が濃い事が特徴なんでしょうね。
それはテストプレイの中で実は赤には結構負ける事がある、っていうのがあったからでした。
同キャラは運ゲーなんだから、それ以外の取りこぼしを少しでも減らすべきだって感じです。

結論から言えばそれは間違いで同キャラへの対策とういうか
ぶっちゃけメインパイロブラストで何の問題もないくらいのレベルだったのですが
(ヨーグモスウィルは天才的ですね、ありゃ無理)
自分の美意識ではメインパイロは出来ませんでした。うーん、さすがにね。

あのベスト8では後手1ターンキルを食らいました。
記事じゃ1枚も島置いてないなんて書いてるけどあれ間違いです。
ちゃんと島1枚はありましたよw

4.アバシュー

サーガ限定構築です。

当然コンボ1択の自分としてはこのデッキしかありませんでした。
緑/赤バージョンもあったけど自分が選んだのはもちろん赤/白。
青茶にもこっちの方がちょっと耐性あったしね。

テストプレイの時、理論上のマナバランスよりも平地を切って山を増やしたのが印象に残ってます。
なぜかって言うとテストでいつも平地引きすぎたからw オカルトマンセーw
真面目に言うと実は白マナ無くて回ることはあっても赤マナがないと致命的に駄目だってだけだからですけどね。

PTQのベスト8でよく一緒に調整していたEさんと当たりました。
向こうは青茶。
1ゲーム目、2ターン目にモノリスを置いての3ターン目。
「手札は何枚ですか?」と自分は聞きました。
もちろん手札の枚数を聞いてるわけではありません。
枚数を答えるEさんの顔にほんのわずかにだけ諦めが浮かびました。

そして自分は騙まし討ちをキャストし勝利。
2本目は取られましたが負ける気はしませんでした。

そしてそのまま勝ち、準優勝ですが権利を手にする事になります。
Sさん曰く、このデュエルでEと自分の格付けが決まったなんて言ってましたw

ちなみに決勝の相手は予選ではなんとか倒したNさんでした。
緑単きつすぎたんだよねー。
予選では…絶望的に負けそうだったからこそNさんが油断してくれて
どっちもブロッカー3体いたら駄目だったんだけどぎりぎりの所で
コロッサスパンチ
コロッサスパンチ+巨人で投げ飛ばしで終了だったのですが
決勝では普通にやられました。

後のGPでは緑に弱いことが分かってたので
サイドに弧状の稲妻*4、蒸気の突風*4を積んだのにも関わらず
緑に当たって引かずにまっけ、とかね。
なめくさっとるわーw

5.エイトクルセイド(レベル)

ココアベプルスはあまりの斬新さに衝撃だったし
そこからの発想で生まれたネクロドネイトでPTQ抜けたこともあるから
それにしようかと思ったんだけど最後はコンボじゃないのにするかw
バーゲン(スカージ+魂の饗宴のね)も好きだったんだけどね。
タクシーもすごい好きだったんだけどなぁ。
ちなみにネクロドネイトには辿り着かなかったけど寄付は出た瞬間
イリュージョンとコンボだ!って気付いて100円でイリュージョン買い集めたから
そうとう美味しかったね。20倍以上になったからw
そこまで実戦レベルになるとは思ってなかったんだけどw

マスクス開幕トーナメントに向けてのデッキを作ってる時に
レイモス教の兵長と2マナ2/2レベル2種、他にも低マナ粋クリチャー、
クルセイド+アンセム、とどめはマントラってどうだろう?なんて
ほとんど電波的にひらめきました。マントラ300円くらいだったんだけどねw

結果は圧勝。
サーチを使えばラスにも耐性あったし
単色世界にマントラはクリティカル。
不実もフィズればアンタップしない。こりゃびっくり。

ずっと使い続けてましたがほとんど負けませんでした。
リンシヴィが出た時には+揺籃とか流行ったけどね。あんなん邪道だよ。
なんつーのはウソで。ネメシス出たら別のデッキに引っ越したんだけどね。
自分で組んだデッキでまともに勝てたの後にも先にもこれしかなかったかもw

というわけで真面目に考察するわけでもなく(書き方からしてそうかw)
自分の使ったデックを並べただけになってしまった
ベストってわけじゃない5デック…おしまい。

予定は未定っていうかデックに依存してない
昔話自体もそのうち機会が有ったら書こうかななんて気がしてきちゃった。
いや、それこそが予定は未定になりそうだけどw

P.S. 本って読んでないのが2ケタまで溜まると読む気失せてくるねw

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索