容疑者Xの献身

2008年2月15日 読書
ん…。けっこう面白かったとは思う。
この直前にバチスタ読んじゃったからなぁ…。

これはミステリでも最初に殺人シーンがある時点で
謎解きよりは駆け引きの話だと思う。
(おれは駆け引きのが好きだよ)

で、内容はネタバレになるからあまり触れないとして
(これ書くのめんどくさいっていう言い訳ね)

最後の終わり方が…俺の趣味じゃないんだよな〜。

絶対多数の絶対幸福?

押し付けじみた道徳感があるようなないような…

探偵がね、真実を伝えた場合、このケースは十分想定できたことだろうと。
全ては彼女が決める事、じゃねーよ。

つかその前に起点として自殺未遂があるなら噛み合ってなくてぐだぐだじゃん。
真相を知ってるわけじゃない少女の自殺未遂が起点になっている(ように感じたわ、俺はね)なら
推理を話すことなんてどうでも良かったわけだし
少女が真相を知る前に終わらせてしまってはいるけど
彼女に伝えたことによって少女も知ってしまう方が自然なんだから
真実を伝えるのなら、彼女だけじゃなくて2人に話すべきだったと思うんだよ。

Xの意志を尊重しつつ壊そうと思っているのならそれくらいは背負うもんじゃねーの、と。

つーわけでね、俺の好みではね、ラスト多少削って
ここまで書かなかった方が良かったかも。
どこから削るんだよって言われると困るけど。

手紙のが面白かった気はする。

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