はいはい、日記は書きかけなので今日も感想文。

面白かった。
どれくらいかって言うと一度読み終わってから部分部分読んで
さらにもう一回読み直してまた全部読んだくらい。

今までミステリは好きじゃないみたいな事をずっと書いてたけど撤回しますわ。

今でも好きじゃない部分はあるんだけどこの本にはそれがなかった。

なにが好きじゃないかって言うと
最後に選考委員の評が載ってるんだけど
「Aだと思っていたものがじつはBだった」という
驚きがミステリーの基本だって書いてる人がいるのね。

これ。これこそ俺の嫌いな部分。

犯人がAだと思わせといてBだったとかもう劣悪。

なんでかって言うと作者は神なんだからさ
そう思わせるように話を作ることが出来るなんていうのは当然のことで
むしろその分ストーリー自体まで歪曲しちゃってる場合が多いから。

まぁ、ミステリって広義には謎解きである以上
特定のものだけで嫌いってのもおかしいよね。

というか、実は嫌いじゃないどころか好きな部分もあるんだよね。

それは、伏線の綺麗な消化。

別にミステリに限ったことじゃないけど
これって結構ミステリの領域なのかなーって。

内容については主軸は特にないかもしれないけどとにかく面白い。

(と思ったんだけどね、この人の別の学術本軽く立ち読みしたら
Aiを広めたいのが目的みたいなこと書いてた。言われなきゃ分かんなかったけど
そのさりげなさも天才的だわ)

白鳥のキャラ立てだけは多少苦手な部類でしたがw

あと、これ「このミステリーがすごい!」大賞なんだけどさ
名前勝ちじゃない?

俺「このマンガがすごい!」みたいなものかと思って
その年発刊されたミステリーから大賞決めてるのかと思ったら
新人賞みたいなものでしかないんだよな。

だまされた〜。

ま、この本に限っていうなら騙してはないレベルかもしれないけど。

暇があったら他の受賞作読もうかな。

この人の他の本は予約待ちですw

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