まず始めに思ったこと。
み、みじけーっ…
ちょっと用事があったんでね、電車にゴトゴトと揺られながら
読書なんてしてみたんですけど
(ああ、最寄が始発駅って幸せ)
着く前に読み終わっちまったYO!
なんつーか面白かったけど面白くなかった。
最後が否定形ってアレだな。
面白くなかったけど面白かった。
…どこが違うのって? 気分だよ気分w
俺この人の文体はかなり好きだよ。
「蹴りたい背中」読んだ時思ったことだけど。
詩的な文章ってたまにナルシズム溢れた勘違いみたいなのあるじゃん。
(まぁそれも程々であれば嫌いじゃ無いんだけど)
この人は普段使うような言葉をできるだけ多意多様にして
そういう世界を作っていく感じだから。
何ていうか惑わされずに素直に読めるんだよね。
問題は内容なんだけど、
世界が狭いって評されてるじゃん。
それは別にいいんだけどね。物語中の世界の広さなんて
面白さに直結する部分じゃないでしょ。
いわゆるセカイ系も俺は嫌いじゃないですよ。
もし世界に影響を与える何かの事象があったとしても
お話の構成としてその中心から周りだけを取り上げても
問題ないと思うんだよね。
例えば前線の戦士が死にましたってお話にならないじゃん。
世界が滅ぶとしてもその発端は全世界的な事象じゃなくて
関われる人間って実は少数なんじゃないかって思うしね。
だからそうじゃなくて、
内容がリアルすぎるんだよね。お話要素皆無。
だから何も起こらずにそのままおしまいなんだよね。
俺ちょっとは非現実入った方が面白いって言ってるじゃん…
物語自体はいつもの(?)何故生きてるか系なんだけど
(ほんとなんか最近当たるのこんなんばっかだな、狙ってる訳でもないのに。これあらすじ一切知らなかったし)
確かめるためにちょっとハジけるっていうのは分からなくもないんだ。
でもハジけた先の事まで予想できてしまうがゆえに
あまりそうもできない鬱屈したお話みたいな。
学歴なんて意味ないですよねー、あ、いちお東大です。みたいな。
うーんちょっと違うな。
結構それなりに大事にしてるのに卒業した子からまだなのって言われて
馬鹿じゃないとか思いつつその子の価値観の中では下位に置かれてるのが分かるからそのくらいの事はやろうと思えばできるんだよとか挑発に乗っちゃおうか迷ってるような女の子、みたいな。あ、これいいかも。
んでやったら確実に後悔するのが分かってるから適当な所でやめて
ある程度欲求を満たしつつ対等に話せるようになったかもとか思ってるような子のお話なのかな。これなんでわざわざ言い換えてるのか分からんけど。
だから変わりたいほどに変われなくて結局最後は諦念なんだろうけど
そういう意味で変化が無くてその部分ではあまり面白くないんだよね。
「蹴りたい背中」ではビミョーな心の動きとか書いてて
その部分が結構良かっただけにこれはなぁ…。
パソコンの説明とか見てもきちんと読まれることを意識してる文章だし
なんだかんだ言ってもやっぱ自分が好きな文体ってのは大きいんだけどね。
結論:微妙。
1.趣深く、何ともいえない美しさや味わいがあること。また、そのさま。みみょう。
2.一言では言い表せないほど細かく、複雑なさま。また、きわどくてどちらとも言い切れないさま。「気持ちが―に変化する」「―な判定」
あれ? 2っていわゆる俗語(つーか誤用)だよね。大辞泉には乗ってるけど大辞林には乗ってないし。だからおれビミョーって書いてたんだけどw まぁそんな事はいいや。どっちにも取れるような感じってところで。
P.S. うーわ、文庫版だと書き下ろしついてるじゃん。
やられたー 105円で買ったから文句言えないけど。
み、みじけーっ…
ちょっと用事があったんでね、電車にゴトゴトと揺られながら
読書なんてしてみたんですけど
(ああ、最寄が始発駅って幸せ)
着く前に読み終わっちまったYO!
なんつーか面白かったけど面白くなかった。
最後が否定形ってアレだな。
面白くなかったけど面白かった。
…どこが違うのって? 気分だよ気分w
俺この人の文体はかなり好きだよ。
「蹴りたい背中」読んだ時思ったことだけど。
詩的な文章ってたまにナルシズム溢れた勘違いみたいなのあるじゃん。
(まぁそれも程々であれば嫌いじゃ無いんだけど)
この人は普段使うような言葉をできるだけ多意多様にして
そういう世界を作っていく感じだから。
何ていうか惑わされずに素直に読めるんだよね。
問題は内容なんだけど、
世界が狭いって評されてるじゃん。
それは別にいいんだけどね。物語中の世界の広さなんて
面白さに直結する部分じゃないでしょ。
いわゆるセカイ系も俺は嫌いじゃないですよ。
もし世界に影響を与える何かの事象があったとしても
お話の構成としてその中心から周りだけを取り上げても
問題ないと思うんだよね。
例えば前線の戦士が死にましたってお話にならないじゃん。
世界が滅ぶとしてもその発端は全世界的な事象じゃなくて
関われる人間って実は少数なんじゃないかって思うしね。
だからそうじゃなくて、
内容がリアルすぎるんだよね。お話要素皆無。
だから何も起こらずにそのままおしまいなんだよね。
俺ちょっとは非現実入った方が面白いって言ってるじゃん…
物語自体はいつもの(?)何故生きてるか系なんだけど
(ほんとなんか最近当たるのこんなんばっかだな、狙ってる訳でもないのに。これあらすじ一切知らなかったし)
確かめるためにちょっとハジけるっていうのは分からなくもないんだ。
でもハジけた先の事まで予想できてしまうがゆえに
あまりそうもできない鬱屈したお話みたいな。
学歴なんて意味ないですよねー、あ、いちお東大です。みたいな。
うーんちょっと違うな。
結構それなりに大事にしてるのに卒業した子からまだなのって言われて
馬鹿じゃないとか思いつつその子の価値観の中では下位に置かれてるのが分かるからそのくらいの事はやろうと思えばできるんだよとか挑発に乗っちゃおうか迷ってるような女の子、みたいな。あ、これいいかも。
んでやったら確実に後悔するのが分かってるから適当な所でやめて
ある程度欲求を満たしつつ対等に話せるようになったかもとか思ってるような子のお話なのかな。これなんでわざわざ言い換えてるのか分からんけど。
だから変わりたいほどに変われなくて結局最後は諦念なんだろうけど
そういう意味で変化が無くてその部分ではあまり面白くないんだよね。
「蹴りたい背中」ではビミョーな心の動きとか書いてて
その部分が結構良かっただけにこれはなぁ…。
パソコンの説明とか見てもきちんと読まれることを意識してる文章だし
なんだかんだ言ってもやっぱ自分が好きな文体ってのは大きいんだけどね。
結論:微妙。
1.趣深く、何ともいえない美しさや味わいがあること。また、そのさま。みみょう。
2.一言では言い表せないほど細かく、複雑なさま。また、きわどくてどちらとも言い切れないさま。「気持ちが―に変化する」「―な判定」
あれ? 2っていわゆる俗語(つーか誤用)だよね。大辞泉には乗ってるけど大辞林には乗ってないし。だからおれビミョーって書いてたんだけどw まぁそんな事はいいや。どっちにも取れるような感じってところで。
P.S. うーわ、文庫版だと書き下ろしついてるじゃん。
やられたー 105円で買ったから文句言えないけど。
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