僕と君の魂のかたちは相似してる。

この世界でたったひとりの君。
僕の変わりならどこにでも。

相依存、傷の舐め合い。紫煙の煙。

君と僕が出会ってしまった幸福と不幸に感謝と懺悔を。

僕を好きになれる人間なんて自分でもぎりぎりであろうというのに
かたちそのものがたまたま似通ってしまうなんて。

君を好きになる人間なんて星の数ほどいたに違いないのに
僕を好きなってしまって僕に好かれてしまうなんて
もう君が他の人間と本質的に相容れないということなのに。

戻らない日は罪深く、消したい記憶。
ゆびさきのともしびのように、消せない記憶。
染み込んだ互いの肖像。いまここにいる僕たちとの相似。
消したくても消せないのは大切な記憶だから。

完全に重なり合う事ができたのなら
僕は君から逃げ出したし君は僕を憎んだだろう。

 もう過去の事だしね。

君の言葉と、

 なんとかなるって結構楽観的に考えてるよ。

君の心の、

僕と重ならない部分がほのかに光る。

 
それはとてもあったかくて。
 

限りなく近いほどに違っている藍色。

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