見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ
2006年4月10日 日常
見えない物が存在しないって訳じゃない。
例えば、「好意」。
行為の節々に隠されたそれには気付いたりする事もあるけど、君がブラウン管の住人だったとして
女の子の送る熱い眼差しなんて届かなくて消えていくでしょう。
それは本人以外誰も気付かないけど、確かにある。
携帯から出てる電磁波だってね、
その存在を確認してない人でも認識してる。
現実存在として存在するかどうかってのは
人の捕え方の取りえる手段っていうのにしか過ぎなくて
ラプラスの魔だって光に依存しないで確認できるという悪魔がいるなら成り立つんだ。
ただ、人はそんなことできないだけ。
匣を開けないと猫の無事を確認する事もできない。
だからこそ、人に覧えない(知覚できない)物は存在しないっていうのも
間違ってるわけじゃないんだ。
科学的にはね、そんな物を取りのぞいていかないと形にすることもできないから。
人にとって分かりうる世界の法則。そこに神は存在しない。
神が世界を創造したってのは間違いであるとは言い切れない。
聖書の創世神話通りに世界が成り立ったって言うのは眉唾物でしかないけど
引き金を引いた存在はあったとしてもおかしい事ではないから。
神はどこかにいる?
遥か空のかなたに、あるいはすぐ側に、もしくは不在と同義の世界に?
神を信じる事ができないのが不幸か幸福かは分からないけど
信じてないからっていって存在その物を否定してるわけではないんだ。
ただ、その神の存在が齎すものってなんだろう。
神が本当に正しき者の味方だって言うならあの死神手帳漫画のごとく
悪人はどんどん死んでる。でもそうでない現実なんて大人は誰でも知ってる。
自分を神に例えるなんて不遜の極みだけどね。
神に似た形であり神のように善悪を知ってるっていう勝手なお墨付きで言うと
蟻の巣の世界を創造してみたとする。
怠けてる蟻をぶちぶち殺すかと言えばそんな事も無く。
他の蟻と戦争する蟻を殺すわけでもなく。
まぁ偶にはそんな蟻を殺したり、そうでもない蟻を気まぐれで殺したり
あるいは飽きて巣に水を流し込むのだとしても。
個々の蟻がどうかなんて全く持って気にしないんだよね。
そんな事は些細な事に、あるいは些細な事ですらない全く持ってどうでもいい事にしか過ぎない。
神は世界に干渉しない。
だから、神の存在なんて物はどうだっていいんだ。
烏が黒かろうが白かろうがそんなものはどっちだっていいってくらいに。
ただ、自分が見た烏は今までどれも黒かったわけで。
人の身である自分は物理法則の中で生きていくしかできないわけで。
それは望む望まざるではなくて、そうでしかないという世界。
正直な所、声が聞こえればいいのにと思わないでもないんだ。
でも、どんなに耳を澄ませても、聞こえるのは人々の喧騒だけ。
だから信じれないって、いないって思っててもいいんだ。
世界は何にも変わらないんだもん、残酷なほど絶望的に。
「あぁもしもこの俺が失敗作なら もうすでに完全じゃないことを認めたら?」
(Shout at the Devil)
例えば、「好意」。
行為の節々に隠されたそれには気付いたりする事もあるけど、君がブラウン管の住人だったとして
女の子の送る熱い眼差しなんて届かなくて消えていくでしょう。
それは本人以外誰も気付かないけど、確かにある。
携帯から出てる電磁波だってね、
その存在を確認してない人でも認識してる。
現実存在として存在するかどうかってのは
人の捕え方の取りえる手段っていうのにしか過ぎなくて
ラプラスの魔だって光に依存しないで確認できるという悪魔がいるなら成り立つんだ。
ただ、人はそんなことできないだけ。
匣を開けないと猫の無事を確認する事もできない。
だからこそ、人に覧えない(知覚できない)物は存在しないっていうのも
間違ってるわけじゃないんだ。
科学的にはね、そんな物を取りのぞいていかないと形にすることもできないから。
人にとって分かりうる世界の法則。そこに神は存在しない。
神が世界を創造したってのは間違いであるとは言い切れない。
聖書の創世神話通りに世界が成り立ったって言うのは眉唾物でしかないけど
引き金を引いた存在はあったとしてもおかしい事ではないから。
神はどこかにいる?
遥か空のかなたに、あるいはすぐ側に、もしくは不在と同義の世界に?
神を信じる事ができないのが不幸か幸福かは分からないけど
信じてないからっていって存在その物を否定してるわけではないんだ。
ただ、その神の存在が齎すものってなんだろう。
神が本当に正しき者の味方だって言うならあの死神手帳漫画のごとく
悪人はどんどん死んでる。でもそうでない現実なんて大人は誰でも知ってる。
自分を神に例えるなんて不遜の極みだけどね。
神に似た形であり神のように善悪を知ってるっていう勝手なお墨付きで言うと
蟻の巣の世界を創造してみたとする。
怠けてる蟻をぶちぶち殺すかと言えばそんな事も無く。
他の蟻と戦争する蟻を殺すわけでもなく。
まぁ偶にはそんな蟻を殺したり、そうでもない蟻を気まぐれで殺したり
あるいは飽きて巣に水を流し込むのだとしても。
個々の蟻がどうかなんて全く持って気にしないんだよね。
そんな事は些細な事に、あるいは些細な事ですらない全く持ってどうでもいい事にしか過ぎない。
神は世界に干渉しない。
だから、神の存在なんて物はどうだっていいんだ。
烏が黒かろうが白かろうがそんなものはどっちだっていいってくらいに。
ただ、自分が見た烏は今までどれも黒かったわけで。
人の身である自分は物理法則の中で生きていくしかできないわけで。
それは望む望まざるではなくて、そうでしかないという世界。
正直な所、声が聞こえればいいのにと思わないでもないんだ。
でも、どんなに耳を澄ませても、聞こえるのは人々の喧騒だけ。
だから信じれないって、いないって思っててもいいんだ。
世界は何にも変わらないんだもん、残酷なほど絶望的に。
「あぁもしもこの俺が失敗作なら もうすでに完全じゃないことを認めたら?」
(Shout at the Devil)
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