突然ですが、面白いと思ったフリーゲームがあったので紹介します。
かなり昔のゲームですが。
「少女と囚人のジレンマ」
http://www.geocities.jp/steppersstop/mygame/2002/mygame2002.html
とりあえず、やってみてください。
「囚人のジレンマ」の事を全然知らない人でも大丈夫です。
全然クリアできねーよ!っていう人の為に
攻略も書いておきます。何度かやれば気付く事だと思いますが…
↓↓↓
リップが「20点を超えた…」と言う様にこのゲームでは20点必要です。
後半の脱出に最低必要な点数が20点です。
1歩進む度、もしくは行動に「はい」を選択すると1点減ります。
3番目の剣だけがクリアに必要ですのでそれは「はい」、他は「いいえ」です。
20点を取る方法ですが「好き」を出しつづけていればリップもほぼ「好き」を出します。
会話の選択肢も多少は関係しているような気もしますが…
「はい」を最後まで出しつづけるか、「はい」を続け最後2回は「きらい」「きらい」で超えると思います。
でも、多少ランダムでリップが嫌いを出す場合もあるので、
最終的な攻略方法は「回数」です。
エンドは1人脱出と2人脱出がありますが2人はかなり運が絡みます。
↓↓↓
…ゲームとしてはクソゲーですね。
「囚人のジレンマ」の部分ですが、
最低20点は必要でなかよしゲームの選択回数が10回と決まっていると言う事を
お互いが知っているという条件を踏まえれば
20点取るための選択は「はい」を出し続ける事しかありません。
ここで「はい」を続け最後だけ「きらい」だと、そう思う人に対し22点取れる事になりますが
21点以上取ってもメリットがありませんし、またお互いがそう思うようになってしまえば
お互い18点しか取れない事になってしまいます。
最後2回嫌いの場合もそうです。
つまりこの「囚人のジレンマ」の部分はこの条件だとゲームとしては成り立ってないんです。
でも、牢獄で目を覚ます「主人公」にそんな事は分かる訳ではありません。
その条件を知る事をできるのは「神の視点」を持つことが出来る「プレーヤー」だけです。
その点を考えてみるとこのゲームはとても面白いんです。
「神の視点」って何だろうって考えます。
いくつもの死を乗り越えてきて、絶望しながらも
それでも次こそはって諦めず、信じる事によって生まれるんです。
この辺あの某綿流しに似てますよね。
ちょっと脱線。
リップは途中に「きらい」を出すと「きらい」を出すといういわゆる「しっぺ返し」戦略を取ります。
これは貴方が「きらい」を出すなら私も「きらい」を出す、それではお互い得しないでしょう?という事を示すことにより、お互い「好き」を出すように誘導するといういわゆる「攻略法」です。
これは試行回数が多く、プレーヤーが同じであり、選択は結果を見てから行うという前提があれば最強だと言われています。
ちなみに、学者がプログラムを組み、
ある程度の人数を集めてある程度の回数を試行するのを何人かと行うというルールで総合点が高かったのは、常に「好き」を出すプログロムだったそうです。
もちろんこれはその時の結果であり、プログラムの種類によってはボコボコでしょうが。
その結果を踏まえて全て「嫌い」を出すプログラムが増えればと考えると明白ですね。
この辺いわゆるメタゲームに通じるものもありますね。
またまた脱線。
リップは「20点超えた…」という事から「神の視点」を持っている、と考えます。
リップはしっぺ返し戦略を取りますが、
一度「好き」「嫌い」が対比してしまえばその後の最高点は19点にしかなりません。
リップはまた闇の中で野たれ死ぬ事を知りながらも
貴方が次に転生してくる時には信じ合えたらいいのにねって思い
その事を教える為に「嫌い」を出すんです。
あるいは何度も死を積み重ねてきて
今度こそはと思っていた時に「嫌い」のカードを出され
人が人を信じることはできないんだねと
また死ぬことに、そしてこれから先も何度も死につづけるであろう事に
絶望しながら「嫌い」のカードを出しているのかもしれません。
それとも何度も死ぬ事に疲れてしまった彼女は
これだけ言っても分かってくれないのなら、
人を信じる事ができないのなら、騙すしかないと突如「嫌い」を出す…
もしくは誰か「神の視点」を持った人がいつか来てくれる事を信じて
貴方が「嫌い」を出すときまではずっと「好き」を出しつづける…
深いと思いません?
上に書いたリップの思考と行動ですが
逆に貴方だけが「神の視点」を持っていてリップが持ってない場合もあるかもしれません。
その時はそのまま貴方が感じる事だと思います。
ほんと深いと思いません?
また、今まで述べたようにお互いが助かる為には全「好き」しか無いのですが、
ここで、助けてという少女を考えます。
礼も言わずに去ってしまう少女ですが
それでも自分が生き残るとして彼女を助けたいならリップは必然的に死ぬことになります。
命の選択です。
ほんとーに深いと思いません?
というわけで自分にとってはこのゲームは非常に面白いと思ったのですが…
一般受けは全然しそうじゃないですね。
かなり昔のゲームですが。
「少女と囚人のジレンマ」
http://www.geocities.jp/steppersstop/mygame/2002/mygame2002.html
とりあえず、やってみてください。
「囚人のジレンマ」の事を全然知らない人でも大丈夫です。
全然クリアできねーよ!っていう人の為に
攻略も書いておきます。何度かやれば気付く事だと思いますが…
↓↓↓
リップが「20点を超えた…」と言う様にこのゲームでは20点必要です。
後半の脱出に最低必要な点数が20点です。
1歩進む度、もしくは行動に「はい」を選択すると1点減ります。
3番目の剣だけがクリアに必要ですのでそれは「はい」、他は「いいえ」です。
20点を取る方法ですが「好き」を出しつづけていればリップもほぼ「好き」を出します。
会話の選択肢も多少は関係しているような気もしますが…
「はい」を最後まで出しつづけるか、「はい」を続け最後2回は「きらい」「きらい」で超えると思います。
でも、多少ランダムでリップが嫌いを出す場合もあるので、
最終的な攻略方法は「回数」です。
エンドは1人脱出と2人脱出がありますが2人はかなり運が絡みます。
↓↓↓
…ゲームとしてはクソゲーですね。
「囚人のジレンマ」の部分ですが、
最低20点は必要でなかよしゲームの選択回数が10回と決まっていると言う事を
お互いが知っているという条件を踏まえれば
20点取るための選択は「はい」を出し続ける事しかありません。
ここで「はい」を続け最後だけ「きらい」だと、そう思う人に対し22点取れる事になりますが
21点以上取ってもメリットがありませんし、またお互いがそう思うようになってしまえば
お互い18点しか取れない事になってしまいます。
最後2回嫌いの場合もそうです。
つまりこの「囚人のジレンマ」の部分はこの条件だとゲームとしては成り立ってないんです。
でも、牢獄で目を覚ます「主人公」にそんな事は分かる訳ではありません。
その条件を知る事をできるのは「神の視点」を持つことが出来る「プレーヤー」だけです。
その点を考えてみるとこのゲームはとても面白いんです。
「神の視点」って何だろうって考えます。
いくつもの死を乗り越えてきて、絶望しながらも
それでも次こそはって諦めず、信じる事によって生まれるんです。
この辺あの某綿流しに似てますよね。
ちょっと脱線。
リップは途中に「きらい」を出すと「きらい」を出すといういわゆる「しっぺ返し」戦略を取ります。
これは貴方が「きらい」を出すなら私も「きらい」を出す、それではお互い得しないでしょう?という事を示すことにより、お互い「好き」を出すように誘導するといういわゆる「攻略法」です。
これは試行回数が多く、プレーヤーが同じであり、選択は結果を見てから行うという前提があれば最強だと言われています。
ちなみに、学者がプログラムを組み、
ある程度の人数を集めてある程度の回数を試行するのを何人かと行うというルールで総合点が高かったのは、常に「好き」を出すプログロムだったそうです。
もちろんこれはその時の結果であり、プログラムの種類によってはボコボコでしょうが。
その結果を踏まえて全て「嫌い」を出すプログラムが増えればと考えると明白ですね。
この辺いわゆるメタゲームに通じるものもありますね。
またまた脱線。
リップは「20点超えた…」という事から「神の視点」を持っている、と考えます。
リップはしっぺ返し戦略を取りますが、
一度「好き」「嫌い」が対比してしまえばその後の最高点は19点にしかなりません。
リップはまた闇の中で野たれ死ぬ事を知りながらも
貴方が次に転生してくる時には信じ合えたらいいのにねって思い
その事を教える為に「嫌い」を出すんです。
あるいは何度も死を積み重ねてきて
今度こそはと思っていた時に「嫌い」のカードを出され
人が人を信じることはできないんだねと
また死ぬことに、そしてこれから先も何度も死につづけるであろう事に
絶望しながら「嫌い」のカードを出しているのかもしれません。
それとも何度も死ぬ事に疲れてしまった彼女は
これだけ言っても分かってくれないのなら、
人を信じる事ができないのなら、騙すしかないと突如「嫌い」を出す…
もしくは誰か「神の視点」を持った人がいつか来てくれる事を信じて
貴方が「嫌い」を出すときまではずっと「好き」を出しつづける…
深いと思いません?
上に書いたリップの思考と行動ですが
逆に貴方だけが「神の視点」を持っていてリップが持ってない場合もあるかもしれません。
その時はそのまま貴方が感じる事だと思います。
ほんと深いと思いません?
また、今まで述べたようにお互いが助かる為には全「好き」しか無いのですが、
ここで、助けてという少女を考えます。
礼も言わずに去ってしまう少女ですが
それでも自分が生き残るとして彼女を助けたいならリップは必然的に死ぬことになります。
命の選択です。
ほんとーに深いと思いません?
というわけで自分にとってはこのゲームは非常に面白いと思ったのですが…
一般受けは全然しそうじゃないですね。
コメント