抱く事にすら理由は必要かい?
2004年7月6日 駄文あれは付き合い出してからすぐのクリスマスだったか
1年後のクリスマスだったか…
イブだったか25だったか…その事は忘れた。日付なんてどうでもいい。
今もきっとこれからも忘れられない事は、
その日俺はヒエラルキーの最下層であり、資本主義の敗北者であったと言う事だ。
八王子の駅のすぐ側に、“辺境”の名を持つ宿泊施設はあった。
なかなか洒落が利いている。ここはご存知の通り陸の孤島だ。
同じ東京都でも都心部とココでは天気からして違う。
暮らす人々の性格も都会人に比べれば非合理的だ。
だからこそこんな事も起こりえた。なんて言うのはいい訳だけれど。
つい先日、バレンタインデーでもあった土曜日の夜に
強制ドライブをさせられた事は記したと思う。
そんな日の夜は宿泊施設は大人気なんだ。
理由が無いと抱き合うことすらできないんだ。誰もが臆病だから。
俺? 足りない理性じゃ欲望は押さえられないな。
そしてこの日もイブ(かクリスマス)であった。
しかし幸運な事に、部屋が一つ開いていた。
いや、これは不幸だったというべきだろう。
宿泊は10時から。現在の時間は9:50。
フロントで俺達は呼びとめられた。
まだ宿泊の時間では無いので休憩料金も付きますよっ
10分に5000円を払う奴が何処にいる?
時給に換算したら3万だ。
夜のお姫様だってそんなに稼いでるわけであるまいに。
そして俺達は入口の側の椅子に腰掛ける。
5分が経った。自動ドアが開きカップルが入って来た。
部屋のボタンを押す女。
順番ってのが理解できないのかね?
フロントの奴もお先にお待ちのお客様がと言っている。
しかし奴らは、休憩料金を払って部屋を奪い取った。
奪い取った、なんてのは負け犬の感覚でしかないだろう。
そう、俺は奴らに負けたのだ。たかだか5000円の為に。
髪の色も負けていた。威圧されていた。
女はこちらを一瞥して笑った。止まない被害妄想。
15分後、別の部屋が開いた。
それで俺達が路頭に迷うことは避けられたのだけれど、
その部屋はとても小さく汚く見えた。
聖なる夜に呪いの言葉を吐けるなんて幸せだ。
この負け犬は心すら貧しいに違いない。
一瞬だけ、こっちを向いた彼女がさっきの女と同じ目をした…気がした。
まあ、それだけの話だ。救いも無いし面白くも何ともない。
ただ、この事は忘れていられたはずだったんだ。
今日の朝までは。
つーわけで朝からラブホ。
泊まろうとしたときの時間は4:40。
サービスタイムは5時からなのでまだ宿泊料金。
2000円違う…時給に換算したら6000円も違うんですよw
(しかも宿泊扱いだと12時から延長がつくからもっと高くなりそう)
でも安くなるから20分待とうなんて言いずらいですよね。
彼女は仕事後なのですごい眠いみたいで20分すら待つの嫌がっている。
プライドを捨てて2000円を取るべきか?
同じ過ちを繰り返すのか??(さらに前回より金額安いんだけどなw)
微妙に悩んでたら(ココで悩む時点で成長もしてないって事だw)
フロントのおばさんが今入ると宿泊で2000円も違うのよと
こちらを一生懸命説得してくれるw
コンビニによって5時過ぎてから入りましたw
彼女もおばちゃんの前には引き下がってみたり。
結局何が言いたかったのかと言うと、
あーもう若くないんだなって事。
俺も彼女もね。
何事でも勝ち負けを争えるのは若さゆえの過ちであり、特権だろう。
そんだけ。
1年後のクリスマスだったか…
イブだったか25だったか…その事は忘れた。日付なんてどうでもいい。
今もきっとこれからも忘れられない事は、
その日俺はヒエラルキーの最下層であり、資本主義の敗北者であったと言う事だ。
八王子の駅のすぐ側に、“辺境”の名を持つ宿泊施設はあった。
なかなか洒落が利いている。ここはご存知の通り陸の孤島だ。
同じ東京都でも都心部とココでは天気からして違う。
暮らす人々の性格も都会人に比べれば非合理的だ。
だからこそこんな事も起こりえた。なんて言うのはいい訳だけれど。
つい先日、バレンタインデーでもあった土曜日の夜に
強制ドライブをさせられた事は記したと思う。
そんな日の夜は宿泊施設は大人気なんだ。
理由が無いと抱き合うことすらできないんだ。誰もが臆病だから。
俺? 足りない理性じゃ欲望は押さえられないな。
そしてこの日もイブ(かクリスマス)であった。
しかし幸運な事に、部屋が一つ開いていた。
いや、これは不幸だったというべきだろう。
宿泊は10時から。現在の時間は9:50。
フロントで俺達は呼びとめられた。
まだ宿泊の時間では無いので休憩料金も付きますよっ
10分に5000円を払う奴が何処にいる?
時給に換算したら3万だ。
夜のお姫様だってそんなに稼いでるわけであるまいに。
そして俺達は入口の側の椅子に腰掛ける。
5分が経った。自動ドアが開きカップルが入って来た。
部屋のボタンを押す女。
順番ってのが理解できないのかね?
フロントの奴もお先にお待ちのお客様がと言っている。
しかし奴らは、休憩料金を払って部屋を奪い取った。
奪い取った、なんてのは負け犬の感覚でしかないだろう。
そう、俺は奴らに負けたのだ。たかだか5000円の為に。
髪の色も負けていた。威圧されていた。
女はこちらを一瞥して笑った。止まない被害妄想。
15分後、別の部屋が開いた。
それで俺達が路頭に迷うことは避けられたのだけれど、
その部屋はとても小さく汚く見えた。
聖なる夜に呪いの言葉を吐けるなんて幸せだ。
この負け犬は心すら貧しいに違いない。
一瞬だけ、こっちを向いた彼女がさっきの女と同じ目をした…気がした。
まあ、それだけの話だ。救いも無いし面白くも何ともない。
ただ、この事は忘れていられたはずだったんだ。
今日の朝までは。
つーわけで朝からラブホ。
泊まろうとしたときの時間は4:40。
サービスタイムは5時からなのでまだ宿泊料金。
2000円違う…時給に換算したら6000円も違うんですよw
(しかも宿泊扱いだと12時から延長がつくからもっと高くなりそう)
でも安くなるから20分待とうなんて言いずらいですよね。
彼女は仕事後なのですごい眠いみたいで20分すら待つの嫌がっている。
プライドを捨てて2000円を取るべきか?
同じ過ちを繰り返すのか??(さらに前回より金額安いんだけどなw)
微妙に悩んでたら(ココで悩む時点で成長もしてないって事だw)
フロントのおばさんが今入ると宿泊で2000円も違うのよと
こちらを一生懸命説得してくれるw
コンビニによって5時過ぎてから入りましたw
彼女もおばちゃんの前には引き下がってみたり。
結局何が言いたかったのかと言うと、
あーもう若くないんだなって事。
俺も彼女もね。
何事でも勝ち負けを争えるのは若さゆえの過ちであり、特権だろう。
そんだけ。
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